＜160ポンド契約／5分3R＞
トーマス・ウェブ（米国）
Def.3R1分25秒by TKO
ショーン・ソリアーノ（米国）

左ジャブを伸ばすウェブ、ソリアーノは右ローを返す。引き続きローを入れるソリアーノに対し、ウェブの振るうフックは当たらない。ソリアーノの右ストレートでウェブがバランスを崩す。トップから細かいパンチを落としていたソリアーノだが、ウェブはキムラロックからスイープしてトップを奪い返す。スクランブルでスタンドに戻った両者、ケージ際での組み合いが続き、ソリアーノがボディロックからテイクダウンに成功する。ここもキムラロックを仕掛けたウェブ、ソリアーノが防いで初回が終了した。

2R開始早々、組んでドライブしたソリアーノが首投げを仕掛ける。投げの直後に同体で立ち上がり、ソリアーノはテイクダウンを再び狙う。ウェブがスプロールし、続くダブルレッグも潰してバックに回る。ガードを取ったソリアーノからウェブはマウントを奪い、バックマウントへ。思わぬ展開に陥ったソリアーノだが、冷静に胸を合わせてガードの中からパンチを落とす。

ウェブは手首を掴んで三角狙い――と思いきや蹴り上げからトップを取り返す。ソリアーノのシングル狙いに、ウェブはここでもバックへ。後方から右のパンチを落とすと、ソリアーノはスクランブルでなくガードを選択。またもマウントを取ったウェブのパンチに背中を見せたソリアーノ。ウェブが2Rと取り返した。

勝負の3R、左ローを蹴って組んだウェブがハイクロッチでテイクダウン。と同時にソリアーノのバックを制して両足をフックする。上を向いたソリアーノにパウンドを連打したウェブ。もう一度上を向いたソリアーノは両手で頭を覆うのみ。そのままマウントパンチの連打で、ウェブがUFCで川尻達也に善戦したソリアーノに快勝した。

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