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【UFN26】ジョンソン、打撃で完勝。ローゾンは凱旋星ならず

2013.08.18

<ライト級/5分3R>
マイケル・ジョンソン(米国)
Def.3-0: 30-27, 30-27, 30-25
ジョー・ローゾン(米国)

エディ・アルバレスをセコンドにつけたマイケル・ジョンソン、マサチューセッツ在住で割れんばかりの声援を受けるジョー・ローゾン。右ジャブから右ローを見せるサウスポーのジョンソン。ジョンソンの出方を伺っているのは、待ちの態勢のローゾン。ジョンソンは右ローから左ストレートを伸ばし、右アッパーへ。インサイドローが強いジョンソン、さらに左ミドルを見せる。左に回りながら、ローゾンの右ストレートを避けて左を伸ばすジョンソンは、パンチを被弾しそうになると一気に左へ回って距離を取り直す。

左を伸ばすジョンソン、真正面からアゴにパンチを受けたローゾンのヒザが崩れる。すぐに立ち上がったローゾンだが、さらにパンチを受ける。ローゾンも右を返し、ジョンソンは間合いを取り直し、ラッシュは掛けない。ジョンソンの左を被弾する数が多いローゾン、固まると右アッパーも飛んでくる。ダーティボクシングから右フック、さらに右アッパーと続けたジョンソン。左ストレートで崩れ、ガードを取ったローゾンに対し、ジョンソンはスタンドで待ち受ける。と、右ローを受け切れず腰から崩れるローゾン、タイムアップに救われた。

2R、ローゾンが右ストレートを伸ばすが、右アッパーから左ストレートを受け、またも腰が落ちそうになる。組みついて難を逃れたローゾンは、ジョンソンをケージに押し込む。お尻を逃がしたジョンソンが距離を取り直すと、引き続き左ストレートを伸ばしていく。やや動きが落ちたジョンソン、口も開き気味だ。ローゾンは左ジャブから右を伸ばし、左回りのジョンソンを正面に捉える。と、左ストレートに右を合わせたローゾン。ジョンソンも右アッパーを返す。

残り2分、ジョンソンの右とローゾンの左が交錯、前に出たローゾンに組みついたジョンソンだが首相撲に捉えられる。左ストレートを放ち、首相撲から逃げたジョンソンが再び組みついて、ローゾンをケージに押し込む。ジョンゾンはヒザをボディに突き上げ、自ら距離を取る。打ち負けなくなったローゾンだが、右ストレートにダブルレッグを合わされ、ガードを取りながら2R終了の合図を聞いた。

最終回、手数が2Rより増えたジョンソン。右ジャブから左ストレート、右ストレートを伸ばす。右ジャブ、左ボディストレートを見せるなど、ジョンソンは呼吸が整ったか。左ストレート、ヒザ、右エルボー、さらにハイキックとラッシュを掛けたジョンソン、ローゾンは初回のように打撃で動きが止る。ショートの右フックの連打、ヒザ、左ボディストレートと攻め手を弛めないジョンソン。ローゾンは右目の下は腫らせ、テイクダウンも切られると右フックを連続で受ける。

ジョンソンはダーディボクシングからヒザ、ショートのアッパーと攻めると、ローゾンも右を返していく。残り45秒を切り、足を使うようになったジョンソン。ローゾンは右ヒザをボディに入れるが、残り10秒でダブルレッグダイブを許し万事休す。そのままタイムアップとなり、ジョンソンがステップアップとなる判定勝ちを手にした。

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