【UFN26】壮絶な打ち合い経て、マクドナルドが三角極める
<バンタム級/5分3R>
マイケル・マクドナルド(米国/3位)
Def.2R3分43秒 by 三角絞め
ブラッド・ピケット(英国/5位)
マクドナルドの右ローに、右フックを振るっていったピケット。さらに右ミドルにも、頭を振って前に出ていく。そのピケットの前進に左フックを打ち込んだマクドナルドがダウンを奪う。ピケットも打ち返すが、再び右を被弾し、動きが止ったところでヒザを受け、足がもつれて倒れ込む。抑えてパウンドを落したいマクドナルドだったが、すぐに起き上がったピケットが打ち合いのなかで右を打ち込む。
ここで間合いを取り直したマクドナルドは、ボディロックからテイクダウンを奪うが、すぐにピケットが立ち上がる。スタミナの温存に掛かったマクドナルド、ピケットにダメージ回復の時間を与えたが、右ハイで再びダウンを奪う。ここでも攻め急がず、スタンドに戻ったマクドナルドはヒザから右を打ち込む。残り1分、ピケットの右フックは空振りになり、右ハイを受けそうになる。ピケットのローにワンツーを入れたマクドナルド、フックの打ち合いの直後にアッパーを入れ、壮絶な打ち合いとなったラウンドを取った。
2R、前に出るピケット。振りが大きくなっているが、迫力は相変わらずだ。マクドナルドは右アッパーを入れるも、ピケットの前進を止めることができない。マクドナルドの右ストレートをかわし、左を入れたピケットがテイクダウンを奪う。マクドナルドはクローズドガードから頭を抱え、オーバーフックでパンチを防ぐ。ボディにパンチを落すピケットは、鉄槌を顔面に入れ、左エルボーを落す。
トップからエルボーを続けるピケットに対し、マクドナルドは一気にハイガードから三角絞めへ。回転して下になり左腕も伸ばしに掛かったマクドナルド、ここでピケットがタップし暫定王座挑戦失敗から、復活の一本勝ちを果たした。