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【UFC FOX18】ジミー・リベラ、プレッシャー掛け続け効果的なTDでアルカンタラ越え

<バンタム級/5分3R>
ジミー・リベラ(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ユーリ・アルカンタラ(ブラジル/14位)

低い構えのリベラに対し、アルカンタラがいきなりヒザを見せる。リベラは鋭いローを入れるが、なかなか距離を詰めることはできない。サウスポーのアルカンタラが左ストレート、距離が近づくとエルボーを狙う。リベラが右から左、続く右がヒットする。リベラの右ミドルにも左ストレートを合わせていったアルカンタラだが、右フックを被弾する。残り2分、互いに蹴りのフェイントを見せ機会を伺う。

ジリジリと前に出てくるリベラにアルカンタラが軽く左ハイを放つ。リベラは距離を詰めてワンツーからスリーまで伸ばし、アルカンタラの前進に合わせてボディや顔面にパンチを入れる。アルカンタラのアイポークで試合が中断も、すぐに再開され打撃にはやったアルカンタラをリベラがダブルレッグでテイクダウン。足関節狙いを逃れたリベラが初回を取った。

2R、プレッシャーを掛けるリベラが左フックから前へ。ワンツーからの左を入れて離れると、今度はリベラが足を使う。右フックで飛び込み、しっかりとパンチを当てたリベラのペースで試合が進むなか、アルカンタラは間合いを測るかのように目を見開いている。まっすぐワンツーを入れ距離を潰したリベラが、組んでアルカンタラをケージに押し込む。残り90秒でブレイクが掛かり試合はオクタゴン中央で再開。

リベラがパンチから組みついていくが、これを切ったアルカンタラの左ストレートで尻餅をつかされる。直後に立ち上がったリベラはダブルレッグでテイクダウンに成功。アルカンタラのスイッチに反応したリベラが、胸を合わされたところで右を打ち込んだ。

3R、「下がるな。プッシュし続けろ」と師タイガー・シュルマンの支持を受けたリベラが、その言葉通りプレッシャーを与え、右ストレートを2発ヒットさせる。アルカンタラ左ミドルを見せるも、威力はあまり感じられない。アルカンタラは左ストレートから左ミドル、リベラはそれでも前に出て蹴り足を掴んでテイクダウンに成功する。寝技にいかなかったリベラに対し、アルカンタラもすぐに立ち上がる。

ワンツーで左フックをヒットしたリベラ、アルカンタラは右ジャブを伸ばすが手数が少ない。アルカンタラは左ミドルから左前蹴りでリベラの前進を止めに掛かる。もう一発左ミドルを入れたアルカンタラに対し、リベラも動きが落ちる中で攻撃を集中させる。残り1分を切り、リベラは左ストレートでまたも尻餅をつかされる。2Rと同じようにすぐに起き上がった直後にテイクダウンを狙うと、アルカンタラがキムラロックで切り替えしスクランブルに。

両者スタンドに戻り、リベラがテイクダウン狙いからアルカンタラをケージに押し込み、パンチのラッシュを掛けたところでタイムアップに。常にプレッシャーを与えていたリベラだが、2度の尻餅ダウンをどのように判断されるか。判定前に十字を切ったリベラが、判定勝ちに歓喜の表情を見せた。

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