【PXC38】ソムデートの相手はラビンでなく、ロビン・カタラン
【写真】ロビンの長兄レネ・カタラン。打撃の切れは目を見張るものがある。散打で結果を残した兄と、世界ムエタイで金メダルを獲得した弟――課題は組技だが、ソムデートが自ら組んでいくシーンは見られるのだろうか (C)MMAPLANET
昨日、8月9日(金・現地時間)、グアムのUOGフィールドハウスで開催されるPXC38で、ランバー・ソムデートM16がユージーン・トケーロの代役として、ラビン・カタランと対戦すると報じたが、その後PXCよりラビンではなく、ロビン・カタランにあるという訂正があった。
ロビンはラビンの兄弟で、2011年9月にウズベキスタンに開催されたムエタイ世界選手権48キロ級で優勝しており、MMAでは2勝0敗とのこと。彼らの長兄レネは4月にOFCでアレックス・シウバにMMAデビュー戦で敗れているが、フィリピン散打界の重鎮でムエタイ協会でも顔役。もともとソムデートの対戦相手として伝わってきたラビンも、既報の通りKOTCフィリピンで戦っているが、レネの弟としてはLFCなどで戦っていたルエルの存在が最も知られてきた――フィリピンの格闘兄弟だ。グレイシーばりにRene, Ruel, Rabin, Robinと『R』でファーストネームが始まるカタラン一家。
何はともあれ、これまでは組技を凌いで打撃を入れる戦い方が、MMAキャリアそのものだったソムデートが、真っ向から打撃でやりあう相手に対し、如何に戦うのか。この試合の3週間後に39歳を迎えるソムデートのMMAに変化が見られるのか、要・注目だ。