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【UFC162】UFC初陣メランソン、鋭い左で鮮烈KOデビュー

2013.07.07

<ウェルター級/5分3R>
ブライアン・メランソン(米国)
Def.1R4分59秒 by TKO
セス・バジンスキー(米国)

メランソンが切れの良い、左ボディフック、右ローを繰り出す。左ジャブで距離を測るバジンスキーだが、踏み込みの鋭いメランソンが左フックに続き、ボディフックをヒットする。左フックを中心に攻めるメランソンは、距離が詰まっても右ストレートを繰り出すと、バジンスキーがヒザ蹴りへ。早くも右目尻をカットしているバジンスキーは、左を見せたところに逆に左フックをカウンターで受け、ダウン。

ガードから蹴り上げを見せるバジンスキーに対し、メランソンは自らスタンドに戻る。跳び蹴りから組みついたバジンスキー、首相撲からヒザを繰り出し、距離を取り直す。と、ここでメランソンがシングルレッグでテイクダウンを奪う。立ち上がろうとするバジンスキーは、顔面にパンチを受けて引き込んでガードを強いられる。足を効かせるバジンスキーに対し、メランソンは立ち上がる。と、残り10秒の合図に合わすかのように左のパウンドを落し、そのまま連打でKO勝ち。パジンスキーは初回を乗り切ったと油断があったかもしれないが、強烈な左のパウンドでメランソンがUFC初陣を飾った。

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