【UFC162】押し込み多用ピアース、最後は左フック→パウンド葬
<ウェルター級/5分3R>
マイク・ピアース(米国)
2R2分55秒 by TKO
デビッド・ミッチェル(米国)
まずは左ジャブを伸ばすミッチェル、ピアースはすぐに組みついてケージに押し込む。ダブルレッグに脇を差して耐えたミッチェルが押し返し、距離を取り直す。アッパーから再び組みついてケージに押し込んだピアースに対し、体を入れ替えたミッチェルがフックを放つ。ピアースもフックを返すと、彼のパンチの方が勢いがあり、再び組みつく。
体を入れ替えながら、首相撲→ヒザをボディに見せるミッチェル、ショートのボディフックも組まれた状態で連打する。ピアースはヒザやパンチをボディに受けながら、ケージに押し込み続ける。残り1分、シングルに移行したがテイクダウンを奪えなかったピアースは、打撃戦で勢いのある右ローを蹴り込み、ここでもケージに押し込み初回が終了した。
2R、左フックからここでも組みついてケージにミッチェルを押し込むピアース。シングルで押し込み、左フックを繰り出すピアース、ミッチェルは脇を差し返し、距離を取ろうと試みる。打撃の間合いをすぐに潰すピアースに左ジャブを伸ばすミッチェルが、今度は自ら組んで押し込んでいく。押し返されるところにミッチェルはヒザ蹴りをボディに突き上げ、初回同様ボディを連打する。
ピアースはここでも距離を詰め、右から思い切り左フックを放つと、この一撃を受けたミッチェルが腰から崩れ落ちる。右の鉄槌を連打したピアースが、そのままTKO勝ちを決めた。