【REAL03】意外にデキたペデルソリを岡野がマスト判定2‐1で振り切る
<スーパーライト級T1回戦/5分2R>
岡野裕城(日本)
Def.マスト判定2‐1
カルロ・ペデルソリ(イタリア)
サウスポーのペデルソリに対し、岡野は左ロー。パンチを返してくるが、テイクダウンを奪う。すぐに立ったペデルソリは左の勢いはあるが、やや粗いか。右ストレートを被弾した岡野は真っ直ぐ下がり左も受ける。テイクダウンを切られた岡野は、アッパーから組んできたペデルソリをスプロール。ペデルソリの左に右を合わせようとした岡野は、続くミドルからスーパーマンパンチを受けそうになる。
組み合いになると、ペデルソリが小外刈りでテイクダウンを奪う。ケージを背にして立ち上がった岡野は逆にダブルでケージにペデルソリを押し込む。ヒザを狙い、後方にバランスを崩してしまった岡野。ペデルソリはパスし、しっかりと抑えこむ。クルスフィックに移行したペデルソリ、予想以上の強さを見せて初回を取った。
2R、開始早々距離を詰めた岡野だが、慌てないペデルソリは左ストレートをヒット。ミドルをキャッチされても倒れない。岡野の左ストレートも当たるようになり、右ボディストレートを打ち込む。下がるようになったペデルソリは右ボディフックが効いている。岡野はテイクダウン狙いでケージに押し込む。ボディが効いているペデルソリだが右を返していく。
岡野は右ボディフックからヒザ蹴り、ペデルソリが左を合わせる。右ミドルからボディフックを決めた岡野がダブルレッグでテイクダウンに成功する。頭を胸につけてパンチを入れる岡野に対し、ペデルソリがヒップスローを狙う。ここを耐えた岡野はそのままトップキープ、ペデルソリも下からパンチを入れるがクローズドに組んで立ち上がることはない。鉄槌を落とした岡野だが、タイムアップに。結果、マスト判定2‐1で岡野が際どい判定をモノにした。