【RFC12】大塚隆史、「普通に強い相手。絶対に負けられない」
【写真】実力は誰もが認めるところ。RFCバンタム級タイトル戦線に絡むために負けられない試合となる (C)MMAPLANET
韓国ウォンジュ市チアク体育館大会で22日(土・現地時間)に開催されるRFC12。同大会の第一部のメインでイ・ユンジュンと対戦する大塚隆史。
当初の予定ではOFC世界バンタム級王者キム・スーチョルとの対戦が発表されたが、その後、対戦相手が変更。2008年、ブラジルでハファエル・ドスアンジョスと戦って以来の海外での試合を目前に控えた大塚に話を訊いた。
――計量も終えて、体調の方はいかがですか。
「体調は全く問題ないです。いつもより少し多めだったんですけど、すんなりと落ちました」
――このタイミングでRFCに出ようと思った理由は?
「もともと、大会とか拘ることなく外国人選手と海外で戦いたかったところ、オファーを頂いて。ちょっと4月の釜谷(真)戦からインターバルは少なかったんですけど、受けることにしたんです。本当はもう少し、ちゃんと練習する期間は欲しかったんですけど。
で、対戦相手はOFCのチャンピオンのキム・スーチョルになり、モチベーションが高くなりましたね」
――そうしたら、対戦相手が変わってしまったと。
「正式にリリースも出ていたのに……。あの時は一瞬、気持ちは落ちましたけど、モチベーションが下がったことはなかったです。すぐにイ・ユンジュンと戦うということが決まったので。あれで対戦相手の名前もなく、試合があるのか、ないのか分からない状態になっていれば、ドンと練習でも落ちてしまっていたと思います。
でも、すぐに対戦相手の決めてくれたんで良かったです。代わったのは相手だけで、他は変わりありませんでした。情報とかなくなって苦労しましたけど……」
――イ・ユンジュンの映像などチェックされましたか。
「1試合だけみつかりました。KOしている試合ですけど、普通に強いんじゃないかなって」
――これまでアジアのMMAイベントについてどのような印象を持っていたのでしょうか。
「OFCは大きな大会をやっているという印象はありました。RFCに関しては、余り知らなくて、でも自分が出ることになってチェックしたら、良い大会をやっているプロモーションだと思いました。ヨアキム・ハンセンとかソクジュが出ているんだから、しっかりしたプロモーションで盛り上がっているんだという印象を持ちましたね」
――DEEPケージの何でも有りルールと比較し、顔面へのエルボーとサッカーボールキックのないルールについて、どのように思いますか。
「う~ん、この辺はしょうがないんですけど、統一したルールでやって欲しいという気持ちはあります。細かいルールは体に入ってまではきていないのですが、適応はできます」
――現在3連勝中、DEEPバンタム級王座も一度は獲得しましたが、ややキャリア的に停滞した時期もありました。
「そうですね、練習方法などいろいろと見直す時期でした。自分で考えて、練習も改善し、また練習できるようになったと思います」
――まずは明日の試合ですが、今後の目標はどこに置いていますか。
「ちょうど、明日のメインがRFCのバンタム級王座決定戦じゃないですか? だから、良いところを見せてタイトルを狙いたいですね。明日は、ただ単純に負けられない試合になります。
他の韓国人選手の試合も映像を見るんですけど、レベルは高いですよね。この試合を今後のステップするためにも負けらないので、プレッシャーも感じています。上に行くためには、落せないです」
――2007年から2008年のブラジルでの3試合が良い経験になっているという想いは?
「ありますね。ほとんど一人のようなものだったし、何と言っても近いから楽っすよ」
――なるほど、明日の試合頑張ってください。
「ハイ、絶対に勝ちます」
■RFC12 対戦カード
<RFCバンタム級王座決定戦/5分3R>
イ・ギルウ(韓国)
ソン・ミンジョン(韓国)
<ウェルター級/5分3R>
ペ・ミョンホ(日本)
アンドリュース・ナカハラ(ブラジル)
<RFCフェザー級王座決定T1回戦/5分2R>
小見川道大(日本)
クォン・ベヨン(韓国)
<49キロ契約/5分3R>
吉田正子(日本)
セリーナ(ノルウェー)
<ミドル級/5分3R>
イ・ドルヒ(韓国)
川村亮(日本)
<ライトヘビー級/5分3R>
キム・ジフン(韓国)
野地竜太(日本)
■Young Guns08 対戦カード
<バンタム級/5分3R>
イ・ユンジュン(韓国)
大塚隆史(日本)
<RFCフェザー級王座決定T1回戦/5分2R>
梅田恒介(日本)
キム・チャンヒョン(韓国)
<RFCフェザー級王座決定T1回戦/5分2R>
キル・ヨンボック(韓国)
キム・ウォンギ(韓国)
<RFCフェザー級王座決定T1回戦/5分2R>
フバート・ジェヴァン(オランダ)
チェ・ムギョム(韓国)
<RFCフェザー級王座決定T補欠戦/5分2R>
ホ・ユン(韓国)
チョ・ビョンオク(韓国)
<バンタム級/5分2R>
キム・ソンジェ(韓国)
ハム・イムン(韓国)