【ADW03】ロープの間からエプロンへ転落のソクジュ、ブエンテロの左に沈む
<ヘビー級/5分3R>
ポール・ブエンテロ(米国)
Def.3R3分12秒by TKO
ティエリー・ソクジュ(カメルーン)
重い右ローを蹴り込んだソクジュ。ブエンテロは左ジャブを伸ばす。サウスポーの構えからソクジュが左ミドルを連続で見せる。オーソに構えると、右ミドルを蹴ったソクジュが左フックを豪快に空振りする。ブエンテロは左ジャブをダブルで放つ。ソクジュはローから左ハイ、そして左ミドルをヒットさせる。ソクジュはスイッチを多用し、蹴りでブエンテロを突き放そうとするが、ショートフックを連続で受ける場面も。右ローから飛び込んでボディロックを取ったソクジュがヒザを突き上げる。ブレイク後、ソクジュは強烈な左ロー。しかし、接近戦で右フックを側頭部に被弾して後方にダウン。パウンドの追撃を受けるソクジュだが、体がロープの外に出てブレイクに救われた。
2R、プレッシャーを掛けるブエンテロに組み付いたソクジュがヒザ蹴りから、小外刈り。ヒザをついたブエンテロがバックを許しそうになるが胸を合わせる。ブレイク後、ブエンテロがプレッシャーを与え前に出ていく。ローを連続で返すソクジュだが、接近戦になると頭を下げるパンチを被弾するシーンも。手数は多いソクジュに対し、ブエンテロはロープにソクジュを追い込む。しかし、ソクジュは大外刈りでテイクダウン、同体で立ち上がったところでブレイクが命じられる。その後もコーナー際で組み合いを続けた両者、レフェリーが2人を分けると、ラウンド終了の合図が打ち鳴らされた。
3R、ブエンテロが左フックを打ち込み、コーナーにソクジュを押し込んでヒザを突き上げる。ソクジュが体を入れ替えるも、レフェリーがブレイク。直後に左アッパーを受けて動きが止まったソクジュは、アッパーの連打&ヒザ蹴りを被弾してダウン。ブエンテロのパウンドに足関節を狙ったソクジュだが、これを外したブエンテロだが手数は少なくなる。
ここでレフェリーがブレイクを命じる。すぐに立ち上がることができないソクジュをレフェリーが助け起こし、試合は再開。直後にブエンテロの前進にロープの間からエプロンに転落したソクジュは、リングに戻されると左ストレートで後方にダウン──試合が決した。