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【UFN75】ジョシュ、フルラウンドの接戦を制し、日本語で「ニホンガダイスキダヨ!」

<ヘビー級/5分5R>
ジョシュ・バーネット(米国)
Def.3-0:48-47, 48-47, 50-45
ロイ・ネルソン(米国)

ジャブを突いて前に出るジョシュ。ネルソンは右フックを狙う。構えをサウスポーにスイッチしたジョシュはジャブから左ハイキック、ネルソンはシングルレッグでテイクダウンを奪い、そのままハーフガードでトップキープする。細かくパンチとヒジを落とすネルソンだったが、レフェリーはブレイクを命じる。

再開後、ジョシュはパンチで距離を詰めて首相撲からヒザ蹴り。ネルソンが距離を取るとサウスポーに構えて左ミドルを蹴り、すぐさま首相撲に捉えてヒザ蹴りを突き刺す。ここでネルソンがテイクダウンを奪い、先ほどと同じようにハーフガードでトップキープ。この態勢のままラウンド終了となった。

2R、ネルソンが右のオーバーハンド、左フックから右ストレートとパンチで前に出る。サウスポーに構えるジョシュは左ストレートとインロー、ネルソンが左フックで飛び込むところに左のヒザ蹴りを突き上げる。ネルソンもジャブと右ストレートを返すが、ジョシュがワンツーとヒザ蹴り。首相撲になると右アッパーとヒザ蹴りを突き上げる。

ジョシュはネルソンにケージを背負わせて首相撲からのパンチとヒザ蹴り。距離を取ったネルソンも右ハイキックを当てて譲らない。最後はジョシュがネルソンに組みつき、ボディにヒザ蹴りを入れる展開で終わった。

3R、サウスポーのジョシュがジャブと左のヒザ蹴り。ネルソンがジョシュをケージに押し込み、細かくボディにヒザ蹴りを入れる。ブレイク後、ジョシュはパンチとヒザ蹴りで前進。ネルソンが組みついてケージまで押し込むがジョシュは倒れない。距離が離れると、今度はジョシュがネルソンに組みついてケージに押し込むが、ここも両者ともテイクダウンは奪えない。

お互いやや消耗が見えるラウンド後半、ネルソンがシングルレッグに入り、そのままケージに押し込む。ジョシュはそれを切りながらフロントチョークを狙い、ネルソンが頭を抜いたところでブレイクとなる。再開後、ジョシュがすぐに距離を詰めて首相撲を突き刺す。

4R、ジョシュが左ミドルと右の前蹴り、左ストレートと右アッパーで距離を詰めて、ヒザ蹴りを突き刺す。ケージを背負うネルソンはシングルレッグでテイクダウンを狙うが、ジョシュは小手を巻いて倒されない。態勢を入れ替えてネルソンをケージに押し込んだジョシュはヒジ・ヒザ、アッパーと細かい打撃を連打してネルソンの動きを止める。

ネルソンもシングルレッグでテイクダウンを奪い、ジョシュの足関節を抜いてバックへ。立ち上がったジョシュはアームロックを狙いながら正対し、ネルソンがシングルレッグで押し込む形で動きが止まりブレイクとなる。再開後、ジョシュがパンチとヒザ蹴りで距離を詰めてケージに押し込み、この展開が続いたまま4R終了のホーンを聞いた。

5R、ジョシュが左ストレート、ネルソンが右ミドルを蹴る。ネルソンをケージに詰めたジョシュは右アッパーとヒザ蹴り、ネルソンも細かくパンチを返すがジョシュが押し込み続ける。中盤、ネルソンがテイクダウンを奪い、ジョシュが下からアームロックを狙うが、極まらない。

両者とも立ち上がると、すぐにジョシュがネルソンをケージまで押し込んで、ケージ際で組み合う展開が続く。残り40秒でブレイクとなり、ネルソンが右ボディと右ストレート。ジョシュも左ミドルを蹴り返す。

ここで試合終了となり、判定は3-0でジョシュが勝利。フルラウンドに及ぶタフファイトを制したジョシュは「タダイマ、プロレスナメンナヨ!」と日本語で挨拶すると「フルラウンド戦えたのは心肺能力、トレーニングとチームのおかげ」と試合を振り返り、最後は再び日本語で「ニホンガダイスキダヨ!」と日本のファンにメッセージを送った。

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