【UFC JAPAN】ハントの剛腕炸裂、逆転TKOでシュトルーフを下す
<ヘビー級/5分3R>
マーク・ハント(ニュージーランド)
Def.3R1分44秒 by TKO
ステファン・シュトルーフ(オランダ)
前に詰めるハント、パンチを入れて離れる。左ジャブを伸ばすシュトルーフに、左フックからボディを振るうが空振りに。組み合いから引き込んだシュトルーフはスイープからマウントへ。足を一本戻したハントだが、直後にマウントを奪われる。パウンドの連打で、背中を向けたハントに腕十字を仕掛けたシュトルーフだが、ハントがこれを切り抜けトップへ。
右のパンチを落したハントは、三角を逃れ担ぎパスへ。スイープ狙いのシュトルーフをパスしたハントが、サイドを取った状態で初回が終了した。2R、左フックを打ち込んだハント、続くワンツーをスウェイでかわしたシュトルーフが左を伸ばす。右ボディを打ち込んだハントが、思い切り右フックを打ち込む。さらに左から右を振ったハント、右でテンプルを打ち抜くと、シュトルーフの動きが止る。フックを受けたシュトルーフ、右を返す。と、組みついて崩しを見せ、そのままトップを取ったハント。シュトルーフは足関節を見せるが、ハントも体を反転させてエスケープする。
足をすくって腕十字を仕掛けるシュトルーフ、ハントはここでも反応してパスに成功する。脇を差して立ち上がったシュトルーフに反り投げを仕掛けたハントは、潰されてマウントを奪われる。ここで腕十字を狙ったシュトルーフだが、すっぽ抜けてしまい試合は最終ラウンドへ。距離が詰まった3R、ハントの左フックがヒットする。シュトルーフの左ハイを受けたハントだが、左右のフックで前に出ると、最後は左フック一閃。ケージ際で倒れ込んだシュトルーフは、自ら試合続行不可能を伝え、ハントが逆転KO勝ちした。