【UFC FOX15】ロックホールドがRNCでリョートからタップを奪い、次々期チャレンジャーに??
<ミドル級/5分5R>
ルーク・ロックホールド(米国/4位)
Def.2R2分31秒by RNC
リョート・マチダ(ブラジル/2位)
左に回るリョート、右下段蹴りを見せる。ロックホールドも左ローを返す。右下段から左ストレート、右フックを狙ったリョート。ロックホールドはリョートの前進に右を合わせ、続いて左ストレートをかわして、右を狙うとこれが後頭部に。前方に崩れたリョートをギロチンに捉えたロックホールドは、後方回転してトップを取りマウントを狙う。リョートはディープハープから潜るが、足を払われてバックからパンチを受ける。一旦立ち上がったリョートだが、ロックホールドがそのまま前転するようにグラウンド戦に引き入れる。
スクランブルの展開に持ち込もうとする度に、背中を取られるリョートはヒザ蹴りで後方から足を払われ、尻餅をついてしまう。ここで両足をフックされたリョートはパンチからRNCを極められそうになる。最後に思い切りエルボーを落とされたリョートは、セコンドに抱えられるようにコーナーに戻った。
2R、右目を大きく腫らしたリョートに対しロックホールドは左ハイ。右ミドルを見せたリョートだが、ダメージは抜け切れていないようだ。ロックホールドが左ミドルを入れ、左ローに続ける。パンチを出しても上体が揺れるリョートは、動きが遅く切れがない。左ストレートを空振りし、押されただけで崩れたリョートはハーフを取るも背中越しにパンチを被弾する。リョートはマウントからバックマウントを取られると、無抵抗のようにRNCの態勢に入られる。すでに体力も気持ちも切れていたリョートは、そのままタップ。「クリス・ワイドマン、川向うのマジソン・スクエア・ガーデンで戦おう」と世界王座挑戦を高らかに宣言した。