【TUF16】リオがガードからの腕十字で一本勝ち
<ライト級/5分3R>
マイク・リオ(米国)
Def.3R4分11秒 by 腕十字
ジョン・コファー(米国)
サウスポーのコファーが左ミドルを見せるが、やや低い。左を振るって前に出るコファーに、リオが組みついてケージに押し込む。ヒザを互いに出すと、距離を取りなおす。リオは右、左のローを見せてから、左を打ち込む。直後にコファーの左フックで動きが止ったリオだが、すぐに組みついてダメージをごまかす。
試合は打撃戦に戻り、リオのハイは空振りに。残り1分10秒で、リオはシングルレッグからテイクダウンを奪う。左のパウンドを打ち込むリオをスイープしたコファーがエルボーを落し、リオがヒザ十字からスイープを仕掛けたところで1Rが終了した。
2R、激しくパンチを交換した両者。コファーの左にリオがテイクダウンを合せる。足回しと蹴り上げ、リオに何もさせないコファー。レフェリーがブレイクを命じると、スタンドに戻り左から右をヒットさせる。リオは左右のフックからヒザ、コファーは左ミドルを繰り出す。リオの首投げを潰し、ケージに押し込んだコファーだが体を入れ替えられる。
ケージ中央に戻ると、残り90秒で組みついてバックを取ってグラウンドに移行したリオ。立ち上がって逃げるコファーの背中に飛び乗るも、振り落されてガードを強いられてしまう。リオはワキを差して立ち上がり、ヒザをボディに入れたところで2Rが終わった。
最終回は終盤でなく、序盤の1分でテイクダウンを決めたリオは、担ぎパスからサイドへ。アームロックを狙いつつ、エルボーをボディに落すリオは、アメリカーナ・アームロックへ。強引な仕掛けは決まらなかったが、トップはキープしている。コファーのブリッジに腕十字を合せたリオは、足を払って腕を伸ばしに掛かる。
ガードに戻したリオにパウンドを落すコファー。残り1分で再び腕十字を仕掛けると、腹這いなって耐えたコファーだったが観念してタップ。リオがUFC初白星を手にした。