【WEC38】MMA親子鷹ビルフォート、試合後のコメント
念願のWECデビュー戦で、TKO勝利を収めたダニーロ・ビルフォート。ATT所属の新鋭は、親子二代のMMAファイターとしても期待を集めている。そんな彼の試合後の声をお届けしよう。
【写真】ウェルター級転向と、WECデビュー戦で勝利を飾ったダニーロ・ビルフォート。ニックネームのインジオとは、カーウソン・グレイシー時代にバーリトゥードファイターとして活躍した父のあだ名と同じだ (C) MMAPLANET
Interview by Manabu Takashima
――WECデビューでTKO勝ち、おめでとうございます。
「ありがとう。凄くうれしいよ。ウェルター級で戦うことが、自分の力をより発揮できることが確認できた。この新しいチャレンジは、うまくいくと思う」
――打撃ではやや攻め込まれるシーンもありました。
「対戦相手はサウスポーだったから、ちょっと苦戦したね。まだ、サウスポーを相手にしたときの戦い方を身につけないといけない」
――今、倒れ際、立ち際というレスリングの攻防が盛んになっているなか、見事な払い腰が決まりました。
「バックを窺う、テイクダウンを狙う、そういうなかでケージと自分の間にいる相手を投げるのに、柔道の技は適している。もちろん、ギがないからアレンジが必要だけど、払い腰、内股、大外刈りは、すごく有効だよ」
――どのようなアレンジが必要になりますか?
「さっきも言ったように、道衣がないから、引っかかるところを作る必要がある。多くの場合は、オーバーフック。いや脇を差したアンダーフックで投げることもあるかな」
――王者カーロス・コンディットが、これからの目標になりますね。
「きっと4月ぐらいに次の試合があるけど、そこからどのように王座挑戦に結びつけることができるか。でも、スタートラインには立っている。貪欲に勝利、そしてベルトを目指していくよ」