【WEC38】仕切り直しの三浦、ラテン戦士にのまれる
■第5試合 ウェルター級/5分3R
エドガー・ガルシア(米国)
Def.1R1分18秒/TKO
三浦広光(日本)
【写真】ガルシアの右を受けた三浦は劣勢を挽回することなくパンチを受け続け、手痛いTKO負けを喫した (C) MMAPLANET
昨年8月にカーロス・コンディットの王座に挑み、今一歩という健闘を見せた三浦。早々のリベンジの機会を得るために、弾みとなる一勝が欲しいところ。対戦相手のガルシアは、キャリアこそ少ないが名うてのハードパンチャー。WECの軽量級ラテンファイターに多いタイプのウェルター級ファイターだ。
「パンチが強いのなら、打ち勝つ」とばかりにガルシアのパンチにひるまず、自らも打ち返していった三浦。しかし、二度目の打ち合いのなか、ガルシアの右が三浦のテンプルにヒット。キャンバスに崩れ落ちた三浦は、必死にクローズドガードに持ち込むが、ガルシアのパウンド攻撃は勢いを増すばかり。
クローズドを解き、一瞬、足をからみつくようにして片足タックルを仕掛けた三浦だったが、ガルシアのパンチを受け続け、動きが止まってしまい万事休す。わずか78秒、TKO負けを喫してしまった。