【Glory03】補欠戦#01 ダウン奪ったスティーブルマンスが逃げ切る
<GWS70キロT補欠戦/3分3R>
ウォーレン・スティーブルマンス(オランダ)
Def.
ジャバル・アスケロフ(ロシア)
1回戦ではロスマーレンと真っ向勝負の打ち合いを展開したものの、惜しくも敗れたアスケロフ。当初、日本の佐藤と対戦を予定していたが、クラウスの欠場で佐藤が本戦出場となったため、対戦相手がスティーブルマンズに変更された。スティーブルマンズはトーナメント1回戦でも急遽出場が決まり、ダルベックにダウンを奪われて敗れている。
1R、ジャブを突きながら前に出ていくアスケロフ。前蹴りでスティーブルマンズを下がらせ、スティーブルマンズの右に左フックを狙う。距離が詰まると左右のフックを打ち込むアスケロフ。スティーブルマンズも奥足ローを蹴るが、アスケロフがプレッシャーをかけ続ける。バックブローから左ハイキックにつなげるアスケロフ。
しかし、スティーブルマンズの右ストレートでアスケロフがバランスを崩し、やや劣勢だったスティーブルマンズがダウンを奪う。2R、アスケロフがガードを上げてローとミドルで前に出る。スティーブルマンズも奥足ローを返して、顔面へのパンチでガードを上げさせて左ボディにつなげる。さらにスティーブルマンズは左ボディまでパンチのコンビネーションをつなげ、そこから奥足へのロー。
構えをサウスポーにスイッチしたアスケロフは左ボディストレートと右フック、前蹴りでスティーブルマンズを下がらせる。3R、ポイントでリードを許したアスケロフはジャブ、左のヒザ蹴りで前進。スティーブルマンズもワンツーから奥足ローにつなげる。パンチの手数を増やして前に出るアスケロフに対して、ガードを固めて突き放すスティーブルマンズ。
必死にパンチを打ち込むアスケロフだが、スティーブルマンズのブロックは固い。アスケロフはバックスピンキック、バックブローを繰り出すものの、クリーンヒットはない。1Rにダウンを奪い、その後もアスケロフにペースを譲らなかったスティーブルマンズがアスケロフを判定で撃破した。