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【RFA04】AKAで再生、タイ・グリが崖っぷち対決でエスクデロを下す

2012.11.03

<ライト級/5分3R>
タイソン・グリフィン(米国)
Def.3-0:30-27, 30-27, 29-28
エフライン・エスクデロ(米国)

左を伸ばしたタイ・グリは、エスクデロのローにパンチを合わし、組みついてきたところで右を打ち込む。一瞬、グラついたエスクデロに組みついてテイクダウンを奪ったタイ・グリは、三角絞めをしっかりと対処し、細かいパンチをワキ腹に落とす。

オモプラッタを逃げられたエスクデロは、蹴り上げを続けるもケージ際に押し込まれてしまう。足を一本抜いたタイ・グリ、苦し紛れのギロチンをすぐに防がれたエスクデロは、ケージを蹴って腕十字へ。右腕が伸びたように見えたタイ・グリだが、肩が自由になっており腕を引き抜く。両者、スタンドに戻ると試合は打撃戦へ。タイ・グリの右がヒットし、距離を取り直したエスクデロは繰り返し組みついていくが、テイクダウンには至らない。

残り30秒、距離を詰めたタイ・グリのテイクダウン狙いにエスクデロがギロチンを合わせるも、首を抜かれガードを取らされた。2R、左ミドルから右を伸ばしたタイ・グリ、エスクデロはスピニングバックフィストを接近戦で繰り出す。

鋭い踏み込みはタイ・グリの方。ボディ、顔面、テイクダウンと同じ頭の高さで前に出て、打ち分ける。中盤、組みついたエスクデロがケージにタイ・グリを押し込むが、反対にタイ・グリがテイクダウンを奪う。蹴り上げからハイガードのエスクデロ、体重を預けられ、足を効かすことができない。タイ・グリは右エルボーからパウンド、エスクデロの腕十字にも逆の方の拳を落とす。

残り1分、細かいパンチを落とし続けるタイ・グリにケージに押し込まれ立ち上がることができないエスクデロは、ガードを強いられたまま2R終了のホーンを聞いた。

3R、スタンドの攻防でローや右フックを入れたエスクデロに対し、タイ・グリがシングルからケージに詰めていく。

首相撲からヒザを狙ったエスクデロに、タイ・グリが距離を取り直す。ケージ中央の攻防のなかで、急所を気にしたエスクデロは続くダブルレッグダイブで、簡単に背中をつける。スタミナ切れから、気持ちが切れ始めたのか、背中が伸びた状態でパスを許したエスクデロは、上四方固めを取られたところで、何とか足を戻す。

残り2分半、再び腕十字に出たエスクデロは、腕を抜いて頭をつけてきたタイ・グリにギロチンを仕掛ける。ここで頭を抜かれたエスクデロは、立ち上がったところでバックを取られる。正面に回り込んだタイ・グリのシングルに再びギロチンを合せようとするが、絞めの態勢まで行かなかったエスクデロは、残り20秒でバランスを崩したタイ・グリからトップを取るも、すぐにシングルで組みつかれ、尻もちを着いたところで試合終了となった。

結果、「ハイペースで攻め続けた。腕十字を切り抜けたのは、経験さ。次? AKAに戻ってトレーニングに戻るよ」と語ったタイ・グリが3-0の判定勝ちを収め、AKAの同僚ジョシュ・トムソンに感謝の言葉を送った。

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