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【UFC153】攻め続けたデイビス、最後はアナコンダチョークで捕獲

<ライトヘビー級/5分3R>
フィル・デイビス(米国)
Def.2R4分29秒 by アナコンダチョーク
ヴァグネル・プラド(ブラジル)

頭を振りながら右ジャブを伸ばすプラドに対し、デイビスも左ジャブで距離を測る。プラドの左ハイを、余裕をもってかわしたデイビスは低い姿勢で距離を詰めていく。組みついたデイビスは離れた直後にハイを見せる。

右フックから組みついてテイクダウンを奪ったデイビス。右腕を取らせないよう懸命に左腕をはがすプラドは、左ワキを差して立ち上がろうとする。

その立ち上がる力を利用してバックに回ったデイビス。ケージを掴むプラドに注意が与えられる。バックから左フックを見せるデイビスは、左ワキを差しプラドが立ち上がってくるところで、腰をコントロールしながら押し込んで見事なテイクダウンを奪う。

後方から思い切りパンチを落すデイビスは、頭をプラドのこめかみに押し込み、立ち上がるところにボディへヒザ、パンチを入れてクリンチへ。後方にプラドを投げ捨てたデイビスが初回を圧倒した。

2R、飛びヒザから組みついたデイビスは、踵を取ってテイクダウン。ボディにパンチを落とし、プラドを削っていく。立ち上がったプラドの左ワキを差したデイビスは、ボディにヒザを入れ、ここは一旦距離を取り直す。

再びダブルレッグから、リフトアップしテイクダウンを奪取したデイビスはサイドに回り、エルボーを落とす。反対側に回り込んで、インサイドハーフから再びパスに成功したデイビスは、そのまま肩固めへ。

腹這いになり肩固めを逃れたプラドが、組みついてきたところでがぶりからアナコンダチョークに入ったデイビス。プラドは仰向けにされたところで、タップを強いられた。デイビスは2Rを攻め続け、プラドを圧倒したうえでの一本勝ちだった。

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