＜フライ級／5分3R＞
ジョセフ・ベナビデス（米国／2位）
Def.3-0:30-27,30-27,30-27
ダスティン・オーティズ（米国／13位）

ジャブを突いて前に出ていくオーティズ。ベナビデスは距離を取りながら右ロー、オーティズのジャブに右をかぶせる。構えをサウスポーにスイッチして左ミドルを蹴るベナビデス、オーティズも左フックと右ミドルで応戦する。ベナビデスはサウスポーのまま右ローと左ミドル、左ハイと左ストレートを当てる。

オーティズの前足を触りながら、左ストレートと右フックで前に出るベナビデス。ボディと顔面にパンチを散らし、ヒザ蹴りを突き刺す。細かく左右のステップするベナィディスは左ストレートを当ててハイキック、残り30秒でテイクダウンを奪うとフロントチョークを狙いながらトップキープした。

2R、ベナビデスが歩くようなパンチから左ハイキック。距離が離れるとパンチ＆ボディロックで前に出て、ボディにヒザ蹴りを突き刺す。オーティズもベナビデスの飛び込みに左フックを合わせようとするが当たらない。逆にベナビデスが上体を沈めてからの左ハイ、右フックで一気に攻め込む。オーティズは右を返しダブルレッグで飛び込むが、ベナビデスはスイッチを狙いながらテイクダウンを許さない。

ベナビデスが左ストレート。オーティズが右アッパーを狙う。ベナビデスは右フックを強振。オーティズはベナビデスのローに右ストレートを合わせる。ここでバランスを崩したベナビデスがすぐに組みついてスクランブルの攻防へ。結果両者が離れて打撃戦に戻る。ベナビデスは飛び込むような左ストレート、オーティズも右ストレートで前に出る。残り40秒、ベナビデスのダブルレッグをしっかりと切るオーティズ。しかしベナビデスは左ストレートを見せ、オーティズのパンチを空振りさせると、すぐにオーティズの後ろに回り込んだ。

3R、ベナビデスはオーティズをがぶってコントロール。後ろにつくがオーティズもバックキープを許さない。左ストレートと左ハイのベナビデス。オーティズは右を返してダブルレッグに入るが、がぶったベナビデスがオーティズをコントロールする。

必死に立ち上がるオーティズ。ベナビデスが左ストレートから右フック、オーティズのパンチに下がる場面があったものの、オーティズの脇をくぐるように後ろに回り込んでテイクダウンへ。ここもバックキープを許さず立ち上がったオーティズは逆に組みついてバックをうかがう。しかしベナビデスがオーティズの組みを潰してトップをキープ。オーティズがタックルに切り替えても、しっかりとがぶってコントロールする。

頭を抜いてがぶりから脱出したオーティズはシングルレッグからテイクダウンへ。ベナビデスはがぶって、それを許さず。試合がスタンドに戻ると左ハイキックと右フックで距離を取る。飛び込むオーティズにベナビデスは左ストレートと右フックを合わせて攻めさせない。

随所に動きの良さを見せたオーティズを上回ったベナビデスが貫録の判定勝利を見せた。

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