この星の格闘技を追いかける

【UFC180】ヴェウドゥムが飛びヒザ蹴りでハントを撃破、ヘビー級暫定王座に就く

<UFC世界ヘビー級暫定王座決定戦/5分5R>
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル/1位)
Def.2R2分27秒by TKO
マーク・ハント(ニュージーランド/4位)

ヴェウドゥムがガードを上げて右ロー、ハントもパンチのフェイントを入れて右ローを返す。ヴェウドゥムはミドルを蹴って距離を取るが、ハントが左から飛び込んで右フック。ヴェウドゥムは尻餅をついて、引き込むようにハントをグラウンドに誘うが、もちろんそれにハントは付き合わない。

ヴェウドゥムが立ち上がると、ハントは再び左から右フック。ヴェウドゥムはダブルレッグに入ろうとするが組みつけず。遠い間合いから狙った低いシングルレッグも見切られてしまう。ヴェウドゥムは顔面への後ろ廻し蹴りを繰り出し、タックルで組みついて引き込み気味に下になる。クローズドガードからサブミッションを狙うヴェウドゥムだったが、ハントは立ち上がってスタンドを要求する。

ハントはじりじりと前に出て右フック。ヴェウドゥムのタックルに右アッパーを狙う。ヴェウドゥムはタックルを狙いつつ首相撲へ。ハントもテイクダウンを仕掛けるが、ヴェウドゥムはギロチンチョークを狙いつつ、離れ際にヒジを狙った。

2R、ヴェウドゥムが左ミドル、ハントはそこに左フックを狙う。ヴェウドゥムが右のヒザ蹴りを打つと、ハントがそこに右フックのカウンター。ここもヴェウドゥムが引き込んでハントをグラウンドに誘う。試合がスタンドに戻るとヴェウドゥムは顔面への後ろ回し蹴りを繰り出し、何度かタックルに入ろうとするが、距離が遠くハントに組みつけない。

このままハントのペースになるかと思われたが、ヴェウドゥムが右の飛びヒザ蹴り。これがハントの顔面を捉えてハントがダウン、ヴェウドゥムが追撃のパンチを落としたところでレフェリーが試合をストップ。ヴェウドゥムが見事な一撃でハントをマットに沈め、暫定ながらUFC世界ヘビー級王座を獲得した。

PR
PR

関連記事

Movie