【UFC179】ウィルソン・ヘイス、左ミドルでヨルゲンセン止めて肩固めでケリ
<128ポンド契約/5分3R>
ウィルソン・ヘイス(ブラジル)
Def.1R3分28秒by 肩固め
スコット・ヨルゲンセン(米国/15位)
タッチするような軽い左ローを2つ見せたヨルゲンセン。ヘイスは思い切り左のオーバーハンドを狙うも、右を合わされバランスを崩す。ガードからシングルに入りすぐに起き上がったヘイスは打撃の間合いになると左ハイからシングル、引き込もうとするもヨルゲンセンががぶって、ハーフからのリバーサルを許さない。打撃戦も動きが柔らかくなってきたヘイスは、ヨルゲンセンの右に逆に右のカウンターを入れ、勢いのある左ミドルを入れる。
痛みこそ顔に表さなかったヨルゲンセンだが、下がって動きが止まる。ヘイスは組んでテイクダウン、ハーフで肩固めの態勢を作りヒザを抜いてマウントへ。そのまま左に体を滑らせ肩固めを完成させる。やがて観念したようにヨルゲンセンがタップ、ヘイスはケージに駆け上がり勝利を喜んだ。「彼はサウスポーを苦手にしていたし、ミスも試合中に見つけていた」と語ったヘイス、フライ級で確かな存在感を表し始めた。