【速報】BFC世界バンタム級王者ドゥドゥ、ホームでまさかのTKO負け
25日(土・現地時間)、ブラジルはリオデジャネイロのボタフォゴで、Shooto Brazil 33「Fight for BOPE 02」が行われた。
リオデジャネイロ州警察の特別警察作戦大隊=BOPE内、通称チョーク・ウォーターで1年振りに開催された同大会のメインで、BFC世界バンタム級王者エドゥアルド・ダンタスが、ポートランドのスポーツ・ラボ所属タイソン・ナンに敗れるという大波乱が起った。
<バンタム級/5分3R>
タイソン・ナン(米国)
Def.1R1分40秒 by KO
エドゥアルド・ダンタス(ブラジル)
最近の試合と同じように序盤から蹴りを多用したドゥドゥは、コーナーにナンを詰めてフライングニーを見舞うなど自らのペースで試合を進めていた。しかし、UFCファイターのマイク・ピレースやTFCで活躍中のイアン・ラブランドらの同門ナンに対し、首相撲からヒザを狙った直後に右フックを無防備だった顔面に受けてダウン。追撃のパウンド一発で衝撃の失神TKO負けとなってしまった。
11月2日(金・同)にカナダはオンタリオ州のカジノ・ラマで開かれるBFC79において、この前日にBFCシーズン6バンタム級トーナメント決勝で勝利した同門のマルコ・ロウロの挑戦を受けることが決まっていたドゥドゥ。キャリア初のKO負けにより、どのような影響が出るだろうか、気になるところだ。
なお、BOPE大会ではノヴァウニオンの非UFCファイターの中心選手といえるホニ・トーレスとホドルフォ・マルケスが2年連続出場を果たし、トーレスはコスタリカのアレジャンドロ・ソラノ・ロドリゲスに判定勝ちを収め11連勝を達成。昨年DREAMのバンタム級世界トーナメントに出場したマルケスは、BTT無敗の新鋭ペドロ・ノブリと対戦し、トーレス同様判定勝ちしている。