次期挑戦者はリョートに。小見川はガンバーリャンに敗れる
2012年8月4日(土・現地時間)米国カリフォルニア州ロサンゼルスのステイプルセンターでは、UFC on FOX04「Shogun vs Vera」が開催された。
当初、メインのマウリシオ・ショーグン×ブランドン・ベラの勝者が、9月1日に行われるUFC世界ライトヘビー級選手権試合=ジョン・ジョーンズ×ダン・ヘンダーソンの勝者に挑戦するとされていた。しかし、ファンのリアクションをみたダナ・ホワイトは、セミのライアン・ベイダー×リョート・マチダ戦も含め、より印象の強い勝利をしたファイターに挑戦権を与えると発言していた。
結果、次期挑戦者となったのは、ベイダーを右の上段突きでKOしたリョートだった。初回を手数で上回ると、2R、オーソドックスの構えから、前に出てきたベイダーに右の上段突き一閃。リョートが一撃必倒の空手の理論をMMAで実践するかたちで見事な一本勝ちを手にした。
一方、メインは、序盤から攻守の入れ替わる展開が続くと、試合中盤以降は両者とも疲労困憊の状態に。4Rに入ると、距離を取ったベラがストレートを伸ばすも、ショーグンはアッパーから右フック、ギアを上げたかのようなワンツーを打ち込み、崩れ落ちたベラへパウンドを連打。ショーグンがTKO勝ちを決めたものの、世界王座挑戦を考えると内容的には厳しいか。
また、日本から出場を果たした小見川道大は、マニー・ガンバーリャンと対戦すると、初回は左ストレートや右フックを立て続けてに叩き込む。だが、2R以降、執拗にテイクダウンを狙うガンバーリャンにスラムやバックマウントを許すなど苦しい展開に。3Rもガンバーリャンのハイキックやスラムを受けるなど劣勢の印象を残し、最後は3-0で判定負け。フェザー級転向後のUFC戦績は1勝4敗となった。
第10試合 ライトヘビー級/5分3R | ||
○マウリシオ・ショーグン (ブラジル) |
4R4分09秒 TKO 詳細はコチラ (試合動画) |
ブランドン・ベラ× (米国) |
第9試合 ライトヘビー級/5分3R | ||
○リョート・マチダ (ブラジル) |
2R1分32秒 KO 詳細はコチラ (試合動画) |
ライアン・ベイダー× (米国) |
第8試合 ライト級/5分3R | ||
○ジョー・ローゾン (米国) |
3R2分44秒 三角絞め 詳細はコチラ (試合動画) |
ジェイミー・ヴァーナー× (米国) |
第7試合 ウェルター級/5分3R | ||
○マイク・スウィック (米国) |
2R1分20秒 KO 詳細はコチラ (試合動画) |
ダマルケス・ジョンソン× (米国) |
第6試合 フェザー級/5分3R | ||
○ナム・ファン (米国) |
3R終了 判定 詳細はコチラ (試合動画) |
コール・ミラー× (米国) |
第5試合 ライトヘビー級/5分3R | ||
-フィル・デイビス (米国) |
1R ノーデシジョン 詳細はコチラ (試合動画) |
ヴァグネル・プラド - (ブラジル) |
第4試合 フェザー級/5分3R | ||
○ハニ・ヤヒーラ (ブラジル) |
1R3分15秒 ノースサウスチョーク 詳細はコチラ (試合動画) |
ジョシュ・グリスピ× (米国) |
第3試合 ヘビー級/5分3R | ||
○フィル・デフリーズ (英国) |
2R4分16秒 リアネイキドチョーク 詳細はコチラ (試合動画) |
オリ・トンプソン× (英国) |
第2試合 フェザー級/5分3R | ||
○マニー・ガンバーリャン (米国) |
3R終了 判定 詳細はコチラ (試合動画) |
小見川道大× (日本) |
第1試合 フライ級/5分3R | ||
○ジョン・モラガ (米国) |
1R3分46秒 KO 詳細はコチラ (試合動画) |
ユリシーズ・ゴメス× (米国) |