【UFC FX05】ペイザォン×ブラウン戦の大会で、フライ級WARS勃発
【写真】ヘビー級に注目が集まるイベントで、要注目のフライ級マッチアップ。上段がルイス・ゴーディノー×ダレン・ウエノヤマ、下段はジョン・ドッドソン×ジョスエ・フォルミーガ (C) GONGKAKUTOGI&JEFF SHERDOG
7 月31日(火・現地時間)、UFCより10月5日(金・同)にミネソタ州ターゲット・センターでUFC on FX05が開催されることが正式発表され、既に決定したヘビー級戦=アントニオ・ペイザォン・シウバ×トラヴィス・ブラウン戦が行われることが伝えられた。
UFC FX05は元々、9月7日(金・同)にインディアナ州インディアナポリスのバンカーズライフ・フィールドハウスで開催予定だったが、諸事情により延期、大会開催地も変更され、ミネアポリスで2008年8月以来、4年2カ月振りのイベントとなる。
この日発表されたラインナップは、ペイザォン×ブラウン以外にもヘビー級マッチのロブ・ブロートン×マット・マトリオンなど7試合。なかでも注目はフライ級の2試合だ。昨年10月にバンタム級で山本KID徳郁を破ったダレン・ウエノヤマが、6月にジョー・リネケルとMMAとは思えない近い距離での戦いを制したルイス・ゴーディノーと対戦。打撃ではゴーディノーに分があるが、ウエノヤマは間合いを外して、グラップリングの戦いを挑みたいたいところだ。
もう一つのフライ級マッチは、TUF14ウィナーのジョン・ドッドソンが、これがUFCデビューとなるジョスエ・フォルミーガを対戦相手に迎える。TPFでは、現在UFCフライ級戦線で活躍するイアン・マッコールに敗れているフォルミーガだが、ジョセ・アルド&ヘナン・ベラォンを擁する名門ノヴァウニオン所属で、バック奪取に長けたファイターだ。エキサイティングな試合になればドッドソン。その一方で、彼の良さが殺されるとフォルミーガ、そんな試合になりそうだが、期待のTUFウィナーに妥協のないカードを要求するのもUFCらしい。
■UFCFX05対戦カード
<ヘビー級>
アントニオ・ペイザォン・シウバ(ブラジル)
トラヴィス・ブラウン(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ジャスティン・エドワーズ(米国)
ジョシュ・ニアー(米国)
<ライト級/5分3R>
カルロ・プラター(ブラジル)
マーカス・ルヴァッサー(米国)
<フライ級/5分3R>
ジョン・ドッドソン(米国)
ジョスエ・フォルミーガ(ブラジル)
<フライ級/5分3R>
ルイス・ゴーディノー(ブラジル)
ダレン・ウエノヤマ(米国)
<フェザー級/5分3R>
バート・パラジェンスキー(米国)
ディエゴ・ヌネス(ブラジル)
<ヘビー級/5分3R>
マット・ミトリオン(米国)
ロブ・ブロートン(英国)