ヒョードルがヒーゾを一蹴。W王座戦はガーナー&カマナエフが勝利
2012年6月21日(木・現地時間)、ロシアのサンクトペテルブルクにあるアイス・パレスでは、M-1 Global「Fedor vs Rizzo」が開催された。
そのメインイベントでは、エメリヤーエンコ・ヒョードルが、ブラジルのペドロ・ヒーゾと対戦。開始から、じわじわとプレッシャーをかけるヒョードルに対し、オーソドックスのヒーゾは右からストレート、ジャブを放つも、ヒョードルには届かず。すると左ミドルを放ったヒョードルは、左フックでヒーゾのバランスを崩すと、右から鋭い左のフックを放ったが、これは空を切った。
ここでヒョードルのローにワンツーをあわせたヒーゾだったが、ヒョードルはスーパーマンパンチのように右フックを打ち込むと、左につないでダウンを奪い、そのままパウンドの連打で決着。昨年大晦日に日本で行われたDREAM・石井慧戦から約7ヶ月ぶりの試合を84秒・TKO勝利で飾った。
また、同大会ではヘビー&ライトで王座戦が開催され、ヘビー級選手権では、M-1で定期的に試合を行っている暫定王者ケニー・ガーナーが、11勝0敗のM-1ヘビー級王者グラム・グジェニシュビレを下し、王座統一に成功。ライト級ではロシアのムサ・カマナエフがダニエル・ヴェイケルを破り、新M-1ライト級王座に輝いた。
ヘビー級/5分3R | ||
○エメリヤーエンコ・ヒョードル (ロシア) |
1R1分24秒 TKO 詳細はコチラ |
ペドロ・ヒーゾ× (ブラジル) |
M-1ヘビー級選手権試合/5分5R | ||
○ケニー・ガーナー (米国) |
3R終了時 TKO 詳細はコチラ |
グラム・グジェニシュビレ× (グルジア) |
M-1ライト級選手権試合/5分5R | ||
○ムサ・カマナエフ (ロシア) |
1R1分43秒 ヒールフック 詳細はコチラ |
ダニエル・ヴェイケル× (ドイツ) |
ヘビー級/5分2R | ||
○ジェフ・モンソン (米国) |
1R2分00秒 ノースサウスチョーク 詳細はコチラ |
デニス・コムキン× (ロシア) |
ライト級/5分3R | ||
○マラット・ガイフロフ (ロシア) |
2R終了 判定 詳細はコチラ |
マイルベク・タイズモフ× (オーストラリア) |
フェザー級/5分2R | ||
○ミカイル・マリューチン (ロシア) |
1R3分16秒 TKO 詳細はコチラ |
レナト・ガサノフ× (アゼルバイジャン) |