【RFC17】ジョンギョ、打ち合いを制してデソンをパウンドアウト
【写真】韓国軍特殊部隊出身のパク・ジョンギョ、寝技が強いとされているが、その試合は常に打撃戦に発展する(C)MMAPLANET
<88キロ契約/5分3R>
パク・ジョンギョ(韓国)
Def.3R3分10秒 by TKO
キム・デソン(韓国)
RFC15でミノワマンにKO勝利しているジョンギョがインローと左フック。デソンのローをバックステップでかわし、デソンのパンチもしっかりとブロックする。サウスポーに構えたジョンギョは左ミドルとインロー、しっかり距離を取って左の三日月蹴り、インロー、スーパーマンパンチを見せる。デソンも強引に右のパンチで前に出るが、ジョンギョの後頭部を殴ってしまい、ジョンギョにインターバルが与えられる。再開後、右フックで前に出るデソン。ジョンギョが左ロングフックでなぎ倒すが、スタンドでKOしたいのか、ジョンギョはあえて距離を取ってデソンを立たせる。試合がスタンドに戻るとジョンギョは左フック、左ストレート、ヒジで猛攻。しかし終了間際、デソンが右ハイキックを当てて左右のフックを打ち込む。
2R、構えをオーソドックスに戻したジョンギョは左右のフックからダブルレッグ、シングルでテイクダウンを狙うがデソンは倒れない。逆にデソンが離れ際にヒジを強振。右ハイキックもヒットさせ、会場を沸かせる。残り3分過ぎ、ジョンギョがダブルレッグでテイクダウン、立ち上がって左のパンチを落とすと、デソンの起き上がり際にフロントチョークへ。これはすっぽ抜けて、試合はスタンドの攻防に戻る。デソンが右フックで前に出ると、ジョンギョもワンツーを返してケージに詰める。ここでもデソンはヒジ、距離を取ったジョンギョは左ストレートと右フックを当てる。
両者とも気合いの雄叫びを上げて、3R開始のホーン。ジョンギョが左ストレートから組みつくがブレイクとなる。再開後、デソンが右フック・右アッパーで前に出ると、ジョンギョは首相撲からヒザ蹴りを入れてパンチのラッシュ。しかし組みつくと動きが止まってしまう。ブレイク後、デソンが右ミドル、ジョンギョはパンチから組みついてテイクダウン。サイド、マウントとポジションを変えてパンチを落とす。デソンがガードを固めるだけになったところでレフェリーが試合を止めた。