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【UFC Fuel02】シバーが打撃戦制し、フェザー級初陣飾る

2012.04.15

<フェザー級/5分3R>
デニス・シバー(ドイツ)
Def.判定3-0:29-28、29-28、29-28
ディエゴ・ヌネス(ブラジル)

シバーをオクタゴンの中心に、左へ回るヌネス。左ミドル、ローで追いかけるシバーは、右ローも見せる。前に出てきたヌネスは左ハイを放つシバーをブロック。互いに蹴りを多用するが、手数はシバーが多い。そのシバーはヌネスの左に合わせてテイクダウンを仕掛けると尻餅を奪い、直後にスタンドへ戻る。

左ローを連続で蹴るヌネスは、後ろ廻し蹴りへ。シバーは前蹴りから、左ハイと左ストレートを見せたヌネスに放っていく。ヌネスはフライングニーを見せるも、距離はまったくあっていない。

残り1分を切り、ヌネスが前に出るもクリーンヒットはなく、逆にシバーがボディからローを打ち込む。首相撲からヒザを連続で放つヌネスに対し、シバーはボディフックを打ち、初回が終了した。


2R、ローから後ろ廻し蹴りをヌネスが見せると、続くローをカットしたシバーは左ハイを返す。左ロー、左ミドルを連打するシバーは、ヌネスのスピニングバックフィストにテイクダウンを合わせる。ヌネスはここでも尻餅をついただけでスタンドへ戻るも、荒いシバーの右フックが、顔面をかすめる。ヌネスの左に、左をあわせたシバーは、左ローを蹴り込む。ここで右のカウンターを狙ったヌネスだったが、シバーもテイクダウンを仕掛ける。

拮抗した展開が続くが、残り30秒でシバーの前蹴り、そして左フックがヌネスの顔面を捉えた。最終回、前に出てくるヌネスに右フックを振るうシバー。ヌネスも右をヒットさせ、シバーがヒザをつくシーンも。

ヒザ蹴りで追い打ちを掛けるヌネスは、距離を取って打撃勝負へ。残り3分を蹴り、シバーのテイクダウン狙いに首相撲を合わせたヌネスがヒザを入れる。小気味良い打撃の交換から残り90秒を迎えた頃には、シバーは左目尻をカットして流血する。

最後まで打ち合いを続けた両者、タイムアップを迎えると、判定はジャッジ3者とも29-28でシバーを支持し、フェザー級転向初戦を判定勝ちで飾った。

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