【WEC38】2009年度第一弾は、サンディエゴで開催
3日(水・現地時間)にラスベガスで『WEC37 Torres vs Tapia』を開催したWECだが、既に来年1月25日(日・同)にて行われる次回大会『WEC38 Varner vs Cerrone』の概要を発表している。
【写真】ユライア・フェイバー×ジェンス・パルバー、7カ月ぶりの再戦は、世界戦でなく後がない状態での対戦となる (C) ZUFFA
2008年には念願のベガス以外の大会として、ニューメキシコ州アルバカーキー、カリフォルニア州サクラメント、そしてフロリダ州ハリウッドへの進出を果たした彼らが、次回大会ではカリフォルニア州サンディエゴでイベントを初開催。大会名からも察しができる通り、メインイベントではWEC世界ライト級選手権試合ジェーミー・バーナーに、ドナルド・セラーニが挑戦する一戦が行われる。
サンディエゴ・スポーツアリーナで開催される同大会では、メイン以外にも昨年6月の『WEC34』で熱戦を繰り広げたジェンス・パルバーとユライア・フェイバーの一戦も実現。11月にマイク・ブラウンに敗れ、虎の子の世界フェザー級王座を失ったフェイバーと、レオナルド・ガルシアにKO負けしたパルバーによる崖っぷちの対戦となる。
当初の予定では、フェイバーの復帰戦に関して、ジョゼ・アルド、そして同プロと6試合契約(3試合はオプション)をしたフレジソン・パイシャオン戦をオファー。フェイバー、パイシャオンともに、1月に戦うという発言をしていたが急転直下。結果的には、パルバーとの一戦に決まった。
開催地となるサンディエゴは、メキシコとのボーダーラインの都市でヒスパニック系の住民を多い。2003年よりトータル・コンバットというMMAプロモーションが、大手への登竜門的な位置づけで活動しており、同プロのフェザー級王者ドミニク・クルスはWECで活躍中だ。
軽量+ラテン系とWECテイストにあった次回大会は、水曜ライブから日曜の夜へと戻り、バーサスTVで中継される。