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【RFC16】ナムジンがノンストップファイトを制して王座に就く

2014.07.26

Jo Nam-Jin vs Song Min-jong

【写真】魂のスクランブル、スタミナ・マッチを制して涙の王座戴冠となったチョ・ナムジン(C)MMAPLANET

<RFCフライ級王座決定戦/5分3R>
チョ・ナムジン(韓国)
Def.2-1
ソン・ミンジョン(韓国)

サウスポーのナムジンが一気に前に出てパンチから組みつく。ケージに押し込まれたミンジョンが体位を入れ替えるが、離れたナムジンが右フックから左ミドル、再びミンジョンをケージに押し込む。互いに態勢を入れ替えてヒザを蹴る展開が続き、スタンドの攻防に戻るとナムジンが左前蹴り、左ミドル、左ストレートと手数を増やしてミンジョンをケージに押し込む。離れたミンジョンはシングルルレッグでテイクダウンを狙うがナムジンは倒れない。

四つ組みでテイクダウンを狙い合う展開が続き、打撃の攻防に戻るとナムジンが左ストレートと右フックを連打。ミンジョンをケージに押し込んでバックを取りかけるが、正対したミンジョンが足を払ってテイクダウンに成功。すぐさまナムジンはケージを背にして立ち上がり、最後はスタンドの攻防でラウンドを終えた。

2R、いきなり左右のフックで突進し、右ヒジもヒットさせるナムジン。ミンジョンも右ストレートを打ち返し、テイクダウンを奪う。ナムジンがケージを背にして粘ると、ミンジョンはナムジンをケージから引き出すようにして寝かせる。背中をマットにつける時間が続くナムジンだったがケージに体を預けて立ち上がり、離れ際にパンチとヒジ打ち。スタンドの攻防に戻ると、ノーガードで前に出て左ストレートを打ち込む。

ミンジョンがシングルレッグに入ると、ナムジンはフロントチョークへ。頭を抜かれるとすぐにミンジョンを蹴り離して立ち上がる。組みつくミンジョンは足払いからシングルレッグ、果敢にテイクダウンを狙うがナムジンは倒れない。ブレイク後、ミンジョンが右ミドルを二発。ナムジンも左のヒザ蹴りを返すと、四つ組からこの試合初めてクリーンテイクダウンを奪う。

3R、今度はミンジョンが右フックで前に出て、ナムジンがダブルレッグでテイクダウンを狙う。ブレイク後、ナムジンが左ストレート、ミンジョンも右を返してシングルレッグで組みつく。これを切られたミンジョンだが、すぐさまシングルレッグに入ってケージまで押し込む。何度もテイクダウンを仕掛けるミンジョンが遂に大内刈りでナムジンをテイクダウン。すぐに立ち上がるナムジンだが、ミンジョンがシングルレッグで組みつく。

ケージ際で組み合う攻防が続き、距離が離れるとミンジョンが右ミドル、再び大内刈りでテイクダウンを奪うが、ナムジンがすぐに反転して上になる。背中を見せて立ち上がるミンジョンをナムジンはバックコントロール。四つんばいのミンジョンにパンチとヒザ蹴りを入れる。この態勢のまま試合終了となり、判定は2-1でナムジンが勝利。5分3Rフルに動き続けるノンストップファイトをナムジンが制し、フライ級のベルトを腰に巻いた。

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