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【LFC08】速報 川那子が王座戴冠!! K太郎はTKO勝利

2012.03.31

LFC08
【写真】対戦相手、開催地の直前の変更に負けず、LFCフェザー級王座を獲得した川那子祐輔と、秋本道場の面々(C)MMAPLANET

30日(金・現地時間)、香港のアジアワールド・エキスポでは、Legend Fighting Championship 08が開催された。ジャダンバ・ナラントンガラグ×ナム・イチョルのLFCライト級選手権試合をメインに据えた今大会には、LFCフェザー級王座決定戦に臨んだ川那子祐輔、中村K太郎、悠羽輝、粕谷雄介ら4名の日本人ファイターが参戦した。

セミファイナルでジ・シャンと対戦した川那子は、試合序盤、ロープ際でギロチンを仕掛けるシャンとともに場外に転落する場面もあったが、リング中央でギロチンの状態から再開すると、頭を抜いてパウンドを落とす。すると、立ち上がろうとするシャンの動きに付いていくようにバックをとった川那子は、バックブローを放つように前を向いたシャンからテイクダウン、サイドからシャンの顔面に連続してヒザ蹴りを打ち込んだ。

2R、タックルにきたシャンから反対にテイクダウンを奪った川那子はポジションをキープしながらパウンドを落とすと、スタンドに戻った残り1分、右フックでシャンからダウンを奪い、必死に組み付こうとするシャンからスピニングチョークでタップで奪ってLFCフェザー級王座を戴冠した。


Jadamba【写真】ナラントンガラグは激しい打ち合いを制し、ギロチンでナム・イチョルからタップを奪った(C) MMAPANET

また、メインでジャダンバ・ナラントンガラグはナム・イチョルを退け防衛に成功。キム・フンと対戦した中村は、グラウンドで上になると、オモプラッタを狙うキムの仕掛けを冷静に凌ぎ、肩固めのような態勢から側頭部にパンチを連打。1R終了時のインターバルでキムが右拳の負傷を訴え、中村のTKO勝利となった。

その他、スタンドの打撃戦となった悠羽輝×サム・ブラウンは、最終回残り1分、ダブルレッグでテイクダウンを奪ったブラウンが、そのままバックに張り付き、試合終盤に優勢を維持して判定勝利。ロブ・ヒルと対戦した粕谷は1R残り5秒、リアネイキドチョークで敗れている。

■LFC08試合結果

<LFCライト級選手権試合/5分3R>
[王者]ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル)
Def.2R0分58秒 by ギロチンチョーク
[挑戦者]ナム・イチョル(韓国)

<LFCフェザー級王座決定戦/5分3R>
川那子祐輔(日本)
Def.2R4分18秒 by スピニングチョーク
ジ・シャン(中国)

<ライトヘビー級/5分3R>
サム・ブラウン(ニュージーランド)
Def.判定3-0
悠羽輝(日本)

<ウェルター級/5分3R>
中村K太郎(日本)
Def.1R終了 by TKO
キム・フン(韓国)

<ライト級/5分3R>
ウ・ハオティアン(中国)
Def.2R4分52秒 by リアネイキドチョーク
デニエル・フーバー(ニュージーランド)

<ライト級/5分3R>
ロブ・ヒル(豪州)
Def.1R4分55秒 by リアネイキドチョーク
粕谷雄介(日本)

<フェザー級/5分3R>
ウ・チェンジェ(中国)
Def.判定3-0
レオナルド・デラルミーノ(フィリピン)

<バンタム級/5分3R>
ダナア・バットゲレル(モンゴル)
Def.判定2-0
ヤゾル・アブラシ(フィリピン)

<バンタム級/5分3R>
オースティン・デラルミーノ(フィリピン)
Def.3R0分29秒 by KO
カイワレ・カラフランス(ニュージーランド)

<バンタム級/5分3R>
テレンス・チャン(香港)
Def.2R1分55秒 by 腕十字
アレックス・リー(香港)

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