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【OFC18】ケリー、大流血を乗り越えてRNCでリシタに一本勝ち

2014.07.11

Kelly

【写真】目まぐるしく上下を入れ替えた両者。互いに攻める気持ちが非常に感じられた(C)MMAPLANET

<フェザー級/5分3R>
エリック・ケリー(フィリピン)
Def.2R3分43秒 by RNC
ロブ・リシタ(豪州)

開始早々、リシタが右ストレートから左フックをヒットさせる。組みの攻防になるとケリーがヒザ蹴りを突き上げ、リシタはクリンチアッパーからシングルレッグでテイクダウンを試みる。ケージに体を預けるケリー、リシタはケリーの足と頭を抱えてボディにヒザ蹴り。ケリーも身体を起こしてテイクダウンへ。リシタはフロントチョークに捉えるも、ケリーはそのままテイクダウン。リシタはケージを使って立ち上がり、ケリーのタックルを切ってサッカーボールキック。再びケリーのタックルを切って寝かせてサッカーボールキックを見舞い、パスガードからノースサウスチョークを狙う。

ケリーが腕を外して立ち上がると、リシタは右ストレートと左フックで前進。ケリーがヒザ蹴りで迎え撃つと、これがローブローとなる。再開後、右ミドルと右のテンカオのケリー。リシタはそれをキャッチしてテイクダウンを奪い、すかさずヒールホールドへ。身体を起こしたケリーは鉄槌を落とし、リシタのバックをうかがうが、リシタがトップキープする。立ち上がったケリーはダブルレッグでテイクダウンを狙い、リシタのバックについてリアネイキッドチョークへ。外したリシタが立ち上がり、打撃戦になったところでラウンド終了となった。

2R、ケリーが右ローと左フック、ヒザ蹴りで前に出る。リシタはケリーのダブルレッグを潰して後ろにつき、パンチを入れる。これでケリーが鼻から大流血する。ケリーはリシタを前に落とすようにしてバックを奪い返す。ここで流血がひどいケリーにドクターチェックが入る。同じポジションから試合再開となり、リシタが立ち上がった右ハイキック。そのままケージに押し込むと、ケリーがテイクダウンを仕掛けてスクランブルの攻防へ。

一度はケリーがトップを取りかけるが、ギロチンからのコントロールには失敗。リシタがトップポジションに収まる。サイドからヒザ蹴りを入れつつ、バックにつくリシタ。しかしケリーが足をフックされる前にリシタを振り落とし、上のポジションを取り返す。リシタも反転してタックルに入るが、それを切ったケリーがバックにつくと、今度こそのリアネイキッドチョークを極めてリシタを切って落とした。

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