【GRANDSLAM】メイン出場、所英男 「不安でしょうがない」
【写真】この日は宇野薫や、グランドスラムで飛猿 No.2と対戦する清水俊一らとプロ練習を行った所英男。イメージ通りの動きができていなそうだ (C)MMAPLANET
13日(日)に東京都江東区のディファ有明で開催されるGRANDSLAM「Way of the Cage」のメインで、ジョシュ・バーネットの愛弟子ビクター・ヘンリーと対戦する所英男。昨年10月のVTJでウィル・カンプザーノ戦以来の復活の舞台が、今回が旗揚げイベントとなるグランドスラムとなった。
知名度抜群の所が、なぜグランドスラム参戦を決め、またバンタム級に階級を戻すのか。そして、あれほど切望していたUFC参戦という目標を今も持ち続けているのか。グランドスラムでプロ練習を終えたばかりの所を直撃した。
──大会まで2週間を切りました。現在の体調は?
「体調は良いはずなのですが、今日もグランドスラムの練習で皆にやられて不安だらけです。ちょっと、なんか不安でしょうがない感じです、今は」
──所選手は毎試合、そのような感じではないですか(笑)。
「あぁ、それはそうかもしれないですね(苦笑)。今は不安でしょうがないです。頭のなかでは良いイメージができているんです。相手がこう動いて来たら、自分はこう動こうとか。凄く良いイメージがあるのに、実際には全然できていないので……その差があるので余計に不安になるんだと思います」
──所選手は練習よりも本番で強いことで有名です。いつもはそのイメージ通りの動きが、試合前の練習ではできているのでしょうか。
「あぁ、言われてみるとそうですね。あんまり、動けていることはないかもしれないです……(苦笑)。テーマを持って練習に臨んではいるのですが……」
──今回のテーマとは、どのようなモノですか。
「今度の試合ではやっぱり、最終的に上になりたい。お互い、動く感じでゴチャゴチャってなると思うので、攻防の終わりには自分が上にいて、パウンドとかちゃんと打ちたいですね」
──今度はという言葉が出てきたのですが、つまり昨年の10月5日に行われたVTJでのウィル・カンプザーノ戦のことを踏まえて、次はそう戦いたいということですか。
「ハイ、前の試合の反省点といいますか、ああいう風に動いた上で自分が勝っていると印象付ける――ポイントを取れる動きができればと。一本が取れれば一番なのですが、そうならなかった場合に相手をコントロールしていられるようになりたいです」
──対戦相手のビクター・ヘンリーの印象は?
「You Tubeで視たのですが、あまり最近の試合がなくて……。凄く上手な選手で噛み合いそうな感じですけど、キッチリと勝ちたいなぁという気持ちです」
──体重をバンタム級に戻しました。フライ級でもしっかりと体重が落せる選手だとトレイナーからも伺っていましたが……。
「フライ級はもう一度、勝負できる時が来れば挑戦したいです。通常はバンタムで戦っていこうと思います。フライ級に落すときは、それも練習の一つというか、サウナも練習の一環のようになっていました。僕自身は、それでも体重を落として新しいことに挑戦することが楽しかったんですけど。やはりバンタム級だとフライ級に落すときよりも楽ですし、もう一度フライ級で戦うかという気持ちになるかというと、またそういうチャンスにならないとなかなか……」
■GRANDSLAM – way of the cage –
<バンタム級/5分3R>
所英男(日本)
ビクター・ヘンリー(米国)
<フライ級/5分3R>
清水俊一(日本)
飛猿 No.2(日本)
<64キロ契約/5分3R>
ナム・ファン(米国)
伊藤健一(日本)
<フェザー級/5分3R>
森興二(日本)
佐々木郁也(日本)
<ミドル級/5分3R>
ボブ・アームストロング(ニュージーランド)
YOUSUKE(日本)
<ライト級/5分3R>
岡澤弘太(日本)
星野大介(日本)
<フライ級/5分3R>
井口摂(日本)
梶川卓(日本)
<バンタム級/5分3R>
柏崎剛(日本)
間木崇宏(日本)
■GRANDSLAM サバイバー
<フライ級/5分2R>
二之宮徳昭(日本)
宮城友一(日本)
<73キロ契約/5分2R>
ランドルフ・フィールズ(米国)
サクラザワマサキ(日本)
<フェザー級/5分2R>
金子大輝(日本)
三原宏樹(日本)
<バンタム級/5分2R>
丸山耕平(日本)
平野拓也(日本)
<バンタム級/5分2R>
杉山晋哉(日本)
藤原悟史(日本)
<フライ級/5分2R>
田丸慶輔(日本)
八王子オブザデッド(日本)
<ウェルター級/5分2R>
布川雄士(日本)
水島雅明(日本)
<54.4キロ契約/5分2R>
駒沢孝行(日本)
石綱テツオ(日本)
<65.8キロ契約・特別ルール/5分2R>
大村朗(日本)
川頭広卓(日本)
■GRANDSLAM 第一部オープニングラム
<アマMMAライト級/3分2R>
小淵佑志郎(日本)
幡野進也(日本)
<アマMMAフェザー級/3分2R>
山内雄輔(日本)
関大安(日本)
<アマMMAフェザー級/3分2R>
秋山昌利(日本)
藤田貴士(日本)
<BJJ茶帯ペナ級/8分1R>
三井一正(日本)
武田雷馬(日本)
<BJJ紫帯ペナ級/7分1R>
照沼和行(日本)
岩崎英明(日本)