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【UFC176】ファーガソン×カスティーロ、ランク入り懸けた一戦

2014.06.12

Tony Ferguson

【写真】長いリーチが特徴のファーガソン、MMA戦績は15勝3敗。UFCでは5勝1敗だ (C)MMAPLANET

11日(水・現地時間)、UFCが8月2日(土・同)にカリフォルニア州LAのステイプル・センターで開催されるUFC176「Aldo vs Mendes 2」でダニー・カスティーロ×トニー・ファーガソンというライト級の一戦を行うと発表した。

UFC173で最強ノヴァウニオンの一角、ヘナン・バラォンを攻略し世界バンタム級王者TJ・ディラショーが誕生したチーム・アルファメール。同大会ではチャド・メンデスが、バラォンと同門ジョゼ・アルドの持つ世界フェザー級王座とリベンジを目指し、メインに出場する。そんな勢いのあるアルファメールから、同じLA大会に臨むことが決まったダニー・カスティーロは4月のUFC172でチャーリー・ブレネマンを2RにKOで下し、エジソン・バルボーザ戦の敗北から復活したばかり。一方、ファーガソンはその1カ月後の5月24日(土・同)のUFC173で日本の菊野克紀からKO勝ちを手にしている。

ともに鮮烈なKOフィニッシュを飾っているが、ランキング入りを果たせていない。この層の厚いライト級でさらなる飛躍を遂げるには、前戦に勝る質の高さを見せることが必須の両者。TUF13優勝ファーガソンにとって、LAダウンタウンは地元ベンチュラから目と鼻の先の街、ホームタウンファイトとなる。前回の試合では自らのサイズ、リーチの長さを利したファイトに開眼したようにも映ったポテンシャル溢れるファーガソンが、文字通りしぶとくUFCファイト級戦線で生き残っているカスティーロに対しても、菊野戦のような勢いの良さを見せることができるか。カスティーロとしてはメイン出場、盟友メンデスの先鋒として職務を果たしたい勝負になる。激しい一戦になることは間違いないだろう。

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