【RFC16】今週末、イベント控えるRFCがユン・ドンシク獲得!!
【写真】腕十字のイメージが強いユン・ドンシクも41歳、アジア・トップ戦線で戦う力は残っているのか (C)RFC
27日(火・現地時間)、今週末31日(土・同)に韓国ウォンジュのチアク体育館でのイベントを控えているRFCが、次回大会=RFC16にユン・ドンシクが出場することを発表した。
2001年世界柔道90キロ級銅メダルという実績を引っ提げ、2005年4月にPRIDEでMMAデビューを果たしたユン・ドンシク。政治的問題が背景にあり五輪出場を逃したことで、悲運の柔道王、韓国柔道界無敗の帝王などと呼ばれていた。しかし、ステップアップ的なファイトを経験することなくMMAデビューとなったため1年半で桜庭和志、瀧本誠、ランペイジ・ジャクソン、ムリーロ・ブスタマンチを相手に4連敗を喫した。
彼のMMAキャリアの風向きが変わったのが、2007年6月のDynamite!! USA、メルヴィン・マヌーフ戦の大逆転、腕十字による一本勝ちだった。その後、HERO’SからDREAMで4連勝と星を五分に戻したものの、ゲガール・ムサシ、アンドリュース・ナカハラ、ジェシー・テイラーと、これまた錚々たるメンバーに3連敗。それでも2009年10月には現在、UFCウェルター級トップ戦線で戦うタレック・サジフィーヌ(ストライクフォース世界ウェルター級王者)にスピリット判定勝ちを収め、日本での活躍に有終の美を飾っている。その後、昨年になって4年近いブランクから復帰し、K-1 KOREA MAX、Revolutionで2連勝、今回RFCと契約に至った。
7月26日(土・同)にクミで行われるRFC16、ユン・ドンシクの相手に関して、今回のリリースではアジアのミドル級最強の一人と交渉中と記されている。そこでピンと来るのは、今年の1月にRFC初陣を飾り、今大会を対戦相手の負傷で試合が流れた――あの選手、と書けば誰のことか分かるだろうが、あとは正式発表を待ちたい。
■RFC15対戦カード
<チュモギオンダスペシャ・ヘビー級/5分2R>
パク・ヒョンウ(韓国)
キム・ジェフン(韓国)
<フェザー級/5分5R>
ソ・ドゥウォン(韓国)
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー)
<ミドル級/5分3R>
ミノワマン(日本)
パク・ジョンギョ(韓国)
<バンタム級/5分3R>
田村一聖(日本)
キム・スーチョル(韓国)
<フェザー級/5分3R>
キル・ヨンボック(韓国)
梅田恒介(日本)
■Young Guns14対戦カード
<バンタム級/5分2R>
キム・ホジュン(韓国)
チョ・ヨンスン(韓国)
<フライ級/5分2R>
キム・ソクヨン(韓国)
クァク・ジョンヒョン(韓国)
<ミドル級/5分2R>
キム・デソン(韓国)
イ・チャンホ(韓国)
<フェザー級/5分2R>
タイロン・ヘンダーソン(米国)
オ・ホテク(韓国)
<バンタム級/5分2R>
キム・ソンモク(韓国)
ユ・ジェハク(韓国)