【Lion Fight16】フルムエタイ=ライオン・ファイトがUFCと合体
【写真】フル・ムエタイルールを採用するLion Fight、MMAファンに訴えるモノとなるか (C)MMAPLANET
先週末9日(金・現地時間)に米国発フル・ムエタイルール採用のキックイベント=Lion Fightより、7月4日(金・同)にUFCと共催でLion Fight16をネヴァダ州パームス・カジノリゾート内のザ・パールで開催することを発表した。
7月5日(土・同)のUFC175、6日(日・同)のTUF19 フィナーレというUFC初の連戦をメインとしたUFC’s International Fight Weekのメニューにライオン・ファイトが加わることとなった。5日&6日にマンダレイイベンツセンターでUFCファン・エキスポが開かれ、その一環として5日に米国最大のグラップリング競技団体=Grapplers Questが柔術&ノーギ・グラップリング・トーナメントが開催される。MMAとグラップリングに加え、ムエタイも同ウィークに合流を果たした。UFCの名の下でライオン・ファイトが開催される――、まさにUFCを頂点としたファイティング・ワールドの祭典が実現することになる。
「ライオン・ファイト16が世界最大の格闘技ファンの集い、UFCファイトウィークの一環として立ち技競技を代表して行われることは非常に光栄だ。この機会を与えてくれたダナ・ホワイト、フランクとロレンヅォのフェルティータ兄弟に感謝している。フル・ムエタイルールのライオン・ファイトは、UFC175というMMAのメガファイトへ向けて、最高の前奏曲となる」とライオン・ファイトCEOのスコット・ケントは語っている。
なお同大会のメインイベントでライオン・ファイト世界スーパーライト級選手権試合=ケビン・ロス×マイケル・トンプソンが組まれ、前女子世界ライト級のティファニー・ヴァンソーストと、日本のBRAVE HEARTS出場経験のあるルンラウィー・サシプラパーの出場も同時発表されている。5月23日(金・同)にコネチカット州マシュタケットのフォックスウッズ・カジノリゾートで、コズモ・アレッシャンドリ×マーク・ホルストをメインに東部発進出を果たすライオン・ファイトが、UFCと握手することで今後、どのように発展するのか。未だにキック未開の地といってよい米国の立ち技事情にも注目したい。