【Award】サブミッション部門2位:ローゾン×ギラード
全81試合の大会レポートから選ばれたMMAPLANET Award 2011。引き続きサブミッション・オブ・ジ・イヤーの第2位の発表となります。
<サブミッション・オブ・ジ・イヤー:第2位>
10月08日at UFC136
(C)GONGKAKUTOGI
<ライト級/5分3R>
ジョー・ローゾン(米国)
Def.1R0分47秒 by リアネイキドチョーク
メルビン・ギラード(米国)
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「純粋にサブミッション、寝技やグラウンドの攻防という視点でなく、MMAにおけるサブミッションによる一本勝ちとして、その技術は流れがまさに100点満点だったジョー・ローゾン。
まずはスタンドの攻防で、左を効かせて、メルビン・ギラードにダメージを与える。すると、ギラードはローゾンのテイクダウ狙いを警戒してか、ただ単にダメージのせいか、バービーをするように体を伸ばして腹這いになってしまった。
ローゾンはすかさず、バックに回り込み両足をフック。ギラードの背中を伸ばして、速攻でリアネイキドチョークを極めた。打撃を効かせ、ダウンを奪い(=ダウンは究極のテイクダウンという見方ができる)、ポジションを取って絞め技でフィニッシュ。
“That’s how to win in MMA”というべきローゾンの一本勝ちだった」