【Award】ニュータレント部門10位:ランス・ベノア
2011年、MMAPLANETでは北米メジャーからアジア、南米&欧州のMMAイベントを81大会レポートしました。そして、数多くの新たな人材、未知の強豪に出会うことができました。ここでは、そんなニュータレントに注目し、MMAPLANET Awards 2011年ニュータレント・オブ・ジ・イヤーを発表したいと思います。まずは、第10位の発表です。
<ニュータレント部門:第10位>
ランス・ベノア(米国/UFC)
(C)GONGKAKUTOGI
2011年戦績3戦3勝0敗
・3月26日 vs ダスティン・ベイカー
・4月30日 vs ライン・ヴィンセント
・9月17日 vs マット・リデル
「5勝0敗でUFCデビューを迎え、マット・リデルを相手に判定勝ち、ファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得している。ヒクソン・グレイシー系の柔術家ホドリゴ・バギに師事をしている柔術ベースの23歳のファイターは、トップからもガードからも、しっかりとした仕掛けを持っている。
UFCデビューまでの5勝は、全て一本かKO勝ち。KO勝ちはハイキックによるもので、一本はリアネイキドチョーク、ギロチン、三角絞めと、立ってよし、寝て上下よしのオールラウンダーぶりを発揮している。
リデル戦では強烈なパウンドと同時に空手の掛け蹴りのような蹴りを駆使し、寝技もグレイシー的な流れが見てとれるなど、最先端MMAにあってクラシカルなテイストを持つ」