【M-1C30】ヤスベイ新王者、ロシアの新鋭達の実力は?
9日(金・現地時間)にカリフォルニア州コスタメサのOCフェアー&イベンツセンター内ザ・ハンガーで行われたM-1 Challenge 30 「Zavuorv vs Enomoto II」。コンバット・サンボ世界大会優勝3度の実績を持つM-1世界ウェルター級王者シャミル・ザフロフが、戦極で活躍したヤスベイ・エノモトの挑戦を受けた。
【写真】8日前に決定したスクランブル出場に、耐久戦のような省エネファイトがズバリ的中したヤスベイ・エノモトが、新M-1世界ウェルター級王者となった (C) M-1
序盤は打撃戦に終始し、中盤よりザフロフがテイクダウンを奪う展開となったこの試合。両者、決定機を作れないまま試合が最終ラウンドへ進むと、ザフロフが完全にスタミナを切らし、ヒザをつくようなテイクダウンを繰り返す。残り1分を切り、エノモトはテイクダウン狙いを切って、ギロチンで一本勝ち。急遽決まった代役出場で王座奪取となった。
この他の試合は、アルティモフ・ダンコフスキー&アレクサンドル・サルネフスキーのロシア勢が、それぞれジョゼ・フィゲロア、そしてセルジオ・コルテツを秒殺で破っているが、その実力を測るには、余りにも一方的な展開となったため、今後は米国や日本で実績を残すファイターとの対戦が望まれる。
M-1世界ウェルター級選手権試合/5分5R | ||
○ヤスベイ・エノモト (スイス) |
5R4分10秒 ギロチンチョーク 詳細はコチラ |
シャミル・ザフロフ× (ロシア) |
ライト級/5分3R | ||
○アルティモフ・ダンコフスキー (ロシア) |
1R2分19秒 TKO 詳細はコチラ |
ホゼ・フィゲロア× (米国) |
ライト級/5分3R | ||
○アレクサンドル・サルネフスキー (ロシア) |
1R1分46秒 リアネイキドチョーク 詳細はコチラ |
セルジオ・コルテツ× (米国) |
ミドル級/5分3R | ||
○タイソン・ジェフリーズ (米国) |
2R2分08秒 ギロチンチョーク 詳細はコチラ |
エディ・アリツメンディ× (米国) |
フェザー級/5分3R | ||
○バオ・クァーチ (米国) |
1R3分33秒 三角絞め 詳細はコチラ |
アルヴィン・カクダク× (米国) |