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【M-1C30】ヤスベイ新王者、ロシアの新鋭達の実力は?

2011.12.10

Enomoto9日(金・現地時間)にカリフォルニア州コスタメサのOCフェアー&イベンツセンター内ザ・ハンガーで行われたM-1 Challenge 30 「Zavuorv vs Enomoto II」。コンバット・サンボ世界大会優勝3度の実績を持つM-1世界ウェルター級王者シャミル・ザフロフが、戦極で活躍したヤスベイ・エノモトの挑戦を受けた。

【写真】8日前に決定したスクランブル出場に、耐久戦のような省エネファイトがズバリ的中したヤスベイ・エノモトが、新M-1世界ウェルター級王者となった (C) M-1

序盤は打撃戦に終始し、中盤よりザフロフがテイクダウンを奪う展開となったこの試合。両者、決定機を作れないまま試合が最終ラウンドへ進むと、ザフロフが完全にスタミナを切らし、ヒザをつくようなテイクダウンを繰り返す。残り1分を切り、エノモトはテイクダウン狙いを切って、ギロチンで一本勝ち。急遽決まった代役出場で王座奪取となった。

この他の試合は、アルティモフ・ダンコフスキー&アレクサンドル・サルネフスキーのロシア勢が、それぞれジョゼ・フィゲロア、そしてセルジオ・コルテツを秒殺で破っているが、その実力を測るには、余りにも一方的な展開となったため、今後は米国や日本で実績を残すファイターとの対戦が望まれる。

M-1世界ウェルター級選手権試合/5分5R
○ヤスベイ・エノモト
(スイス)
5R4分10秒
ギロチンチョーク
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シャミル・ザフロフ×
(ロシア)
ライト級/5分3R
○アルティモフ・ダンコフスキー
(ロシア)
1R2分19秒
TKO
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ホゼ・フィゲロア×
(米国)
ライト級/5分3R
○アレクサンドル・サルネフスキー
(ロシア)
1R1分46秒
リアネイキドチョーク
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セルジオ・コルテツ×
(米国)
ミドル級/5分3R
○タイソン・ジェフリーズ
(米国)
2R2分08秒
ギロチンチョーク
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エディ・アリツメンディ×
(米国)
フェザー級/5分3R
○バオ・クァーチ
(米国)
1R3分33秒
三角絞め
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アルヴィン・カクダク×
(米国)
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