【ROTK】佐藤嘉洋、まさかの0-3判定負けを喫す!!!!!
<K-1ルール75 キロ/3分3R>
アレックス・ハリス(スウェーデン)
Def.判定3-0
佐藤嘉洋(日本)
30戦26勝4敗と、ホームページにある3戦3勝という記録とは全く違うレコードの持ち主=ハリスとの対戦となった佐藤。落ち着いて、ローを放つ佐藤に対し、ハリスは勢いよく前に出ていく。
佐藤の右ハイに、左ミドルを返したハリス。佐藤はハリスのパンチをかわして、ワンツーを打ちこむ。左ジャブで距離を測った佐藤は、リズミカルに左ローを蹴り込み、ハリスが前に出てくると組みついてブレイクに。
ハリスも右ストレートをヒットさせ、左ハイを放つ。ハリスの左ミドルに、左ボディを合わせた佐藤は、タイミングよく左フックを入れる。佐藤の右ローキックに負けじと前に出て、細かいフックを連打で見せたハリス。佐藤も右ストレートを打ち返すが、下馬評を考えるとハリスの健闘が目立った1Rとなった。
2R、佐藤は右フックを入れるが、ハリスの細かいパンチがその顔面を捉える。左フックを佐藤が打ちこんでも、ハリスは果敢に左から右を打ち返す。鼻血を流した佐藤に、左、右、左ヒザを打ち込むハリス。佐藤も前蹴りを見せるが、怯まないハリスの左ストレートを受ける。
左ストレートを被弾するシーンが目立つ佐藤は、右をヒットさせた直後に、パンチを受けて動きが一瞬止まる。右を伸ばすハリスに、佐藤は左から右を打ち込むが、ここでも左をヒットされる。
佐藤が左フックを打ち込むと、ハリスは一瞬距離を取り、左フックを打ち返す。佐藤は右ボディから右ストレートを放つも、初回に続き2Rも失い、後が無くなった。
パンチとヒザのコンビネーションが冴えるハリス。3Rも左ヒザを突き上げてから、左右のフックを見せる。佐藤は左を二つ受け、さらに右フックももらうも、右ハイを返していく。ハリスのミドルに、ローを返す佐藤。ハリスは前蹴りで佐藤を突き放す。佐藤は前へ出て、コンビネーションで攻めたいところだが、ハリスの右ジャブが伸びて、自分の距離で戦えない。
さらに左から右を打ち込んだハリス。残り30秒、佐藤は右ボディから左右のフックを放ち、右ローを蹴り込むが、ハリスは右ジャブを伸ばし、左ストレートを放っていく。直後にゴングが打ち鳴らせられると、ハリスは大きく叫び声を挙げた。
ジャッジの裁定は3-0でハリスが勝利。コールを受けた瞬間に、佐藤の足下でひざまづくハリス。75キロ、スウェーデンでのファイトで、佐藤がよもやの判定負けを喫した。