【ROTK】アフタール、判定勝ちでムエタイT決勝進出
<ムエタイWMCノルディック・ウェルター級トーナメント準決勝/3分3R>
マルティン・アフタール(スウェーデン)
Def.3-0
ハッサン・ムハレブ(デンマーク)
デンマークの名門ミケンタ・ジム所属のハッサン・ムハレブと、マルメ・ムエタイ所属のマルティン・アフタール、37戦32勝が対戦。サウスポーのムハレブが、いきなりエルボーを見せ、アフタールのミドルをキャッチして倒す。蹴り中心のアフタールがプレッシャーを与えるが、ムハレブも左ミドルを返していく。
アフタールは重い右ローを重ねるが、ムハレブは左エルボー、足払い、さらにバックハンドブローから左ハイを繰り出す。ムエタイ・ルールだが、組むとすぐにブレイクがかかり、組んでからのヒザなどはあまり見られないなか、アフタールが縦ヒジを見せたところで1R終了のゴングが鳴った。
2R、初回と同じように右ロー中心のアフタールに、ムハレブの左ハイがヒット。アフタールは組みついて、ヒザをボディに突き上げる。ムハレブはテンカオを見せるが、これは距離が合わない。右アッパーから組みついたムハレブ、レフェリーがブレイクを命じた直後に、アフタールがエルボーを頭部に落す。
右フックを打ち込んだアフタールのペースが上がるのに対し、ムハレブは疲れが目立ち、手数がグンと少なくなった。3R開始早々、足払いでアフタールを倒したムハレブ。ハッサンは立ち上がってヒザ蹴り、ムハレブも左ハイを返す。
組んでムハレブを投げたアフタール、立ち上がったところで組みついてヒザ蹴り、エルボーを見せる。ローが効き、バランスを崩すムハレブは、派手な動きを見せるが、疲れからバランスが悪い。
残り1分、アフタールの右ミドルで動きが止まったムハレブにエルボーを連続で見舞うアフタール。タイムアップを迎えたころにはムハレブは、顔を2カ所カットしていた。結果、3-0でアフタールが、決勝進出を決めた。