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【ProElite03】ミノワマン、海を越える。グローブと対戦決定

Minowa来年1月21日(土・現地時間)、ハワイはオアフ島ホノルルのブレイスデール・アリーナで開催される再興3戦目のProEliteの大会に、ミノワマンこと美濃輪育久が参戦、メインでケンドール・グローブと対戦することが正式決定した。

【写真】MMAファイターとして、最後の決断に出た美濃輪育久、ミノワマンのアルティメット・チャレンジが始まる(C)MMAPLANET

美濃輪サイドは、昨年度より米国進出の機会を伺っていたが、本格的に動き始めたのはUFCが来年2月に日本大会を開催すると正式決定してからだった。いわゆるワイルドカード的に、日本での知名度を生かし、日本大会よりUFC参戦の交渉に入っていた美濃輪陣営。

米国のサイトではブライアン・スタンがその対戦候補で、彼自身が対戦を受託し、美濃輪サイドの方が固辞したという風に伝わってはいるが、美濃輪に正式なUFC日本大会出場のオファーはなく、陣営としてはクリス・レーベン、アラン・ベルチャーとともにスタンなら、美濃輪の持ち味も生きるという提案とともに、UFC日本大会出場の交渉を続けてきた。


Grove【写真】美濃輪、北米挑戦最初の壁はケンドール・グローブ。MMA13勝9敗ながら、TUFシーズン3優勝の実績を持つ。最後のUFCでは日本大会で岡見勇信と戦うティム・ボティッシュに敗れているが、8月にProEliteで復活、ジョー・リッグスを下している。身長198センチ、リーチは驚異の2メートル越えは、超人ミノワマンの挑戦に房wしい相手といえる(C)MMAPLANET

しかし、11月12日(土・同)、Fox大会前後に、ズッファ・タレントリレーションズ代表ジョー・シルバより、出場枠がなくなったことが彼らに伝えられている。その際、レギュラーのUFC(※北米で開催されるイベント)に出場するには、より名前のある対戦相手に勝つ必要があるという言葉も添えられたそうだ。

ズッファ側の返答を受け、UFC日本大会出場を断念した美濃輪だが、UFC出場を目標に北米挑戦を決意、引き続き、他プロモーションとの交渉に入った。そして、今回のProElite出場が決まり、TUFシーズン3優勝、地元のエースとの対戦というタフな対戦が決まったことになる。

美濃輪とProEliteは北米のみエクスクルーシブの3試合契約、日本国内の活動は自由とされており、大晦日はMMAではなくIGF枠、プロレスラーとしての出場というプランを持っているようだ。今年に入り、HEATやGladiatorという国内インディでケージを経験していたのは、全て北米進出のため、MMAファイターとして最後の勝負に出る。

Minowa on wall【写真】準備期間にゆとりがあるものではなく、美濃輪はこれまでのトレーニングパートナーとともに、岡見勇信が所属する新生・慧舟會東京本部、磯野元の頂柔術、新しくネクサセンスという道場をオープンする植松直哉の下でケンドール・グローブ対策に講じるという話も伝わってくる(C)MMAPLANET

ちなみに美濃輪にとって海外での試合は07年10月のHERO’s韓国大会、英語圏は06年2月のCage Rageロンドン大会以来、実に5年11カ月ぶりとなる。なお、グローブとの対戦は、5分×3Rのミドル級契約、顔面へのヒジなしMMAユニファイドルールで行われる。

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