【BFC57】計量終了、ミドル級決勝はシュレメンコ×ヴィアナ
12日(土・現地時間)にカナダはオンタリオ州ラマのカジノ・ラマで開催されるBFC57の公開計量が、11日に行われた。
今大会ではウェルター級とミドル級のシーズン5トーナメント決勝が行われるが、ウェルター級のベン・サンダース&ドゥグラス・リマ、ミドル級のアレキサンダー・シュレメンコ&ヴィトー・ヴィアナの4名とも問題なく計量を終えている。
ミドル級トーナメントは本命、シーズン2優勝のシュレメンコが2試合連続KO、一本で勝ち上がり、伏兵ヴィアナと対戦する。ヴィアナは初戦のサム・アルヴィー戦を際どいスプリットで勝利を収めると、準決勝のブライアン・ベイカー戦でまさかの54秒、パンチでTKO勝ちして決勝進出を決めた。
ヴァンダレイ・シウバの柔術コーチであるヴィアナの打撃によるKO勝ちは、決してシュレメンコと打撃で張り合えることを意味しているわけではないが、寝技でアドバンテージを持つ彼がKOパンチを有していることで、シュレメンコの戦略にも変化が生じるかもしれない。
また、同大会でBFC2戦目を迎えるクリス・ホロデッキーは、マイク・コーリーと対戦する。パット・カーランの同門コーリーは、これまでの戦績が11勝2敗。カブ・スワンソンとシャド・レイルレーに敗れているが、ブライアン・コップに勝利している。レスラーということで、ホロデッキーは決して組しやすい相手ではないが、2013年からSpikeで中継が決まり、株主大手もSpikeの親会社となったベラトール、北米第2位のプロモーションになる同イベントで、その存在感を明らかにするためにも、この一戦は重要なものとなる。
■BFC57主な対戦カード
<ウェルター級トーナメント決勝/5分3R>
ドゥグラス・リマ:171ポンド(77.56キロ)
ベン・サンダース:170.4ポンド(77.29キロ)
<ミドル級トーナメント決勝/5分3R>
アレキサンダー・シュレメンコ:185.6ポンド(84.19キロ)
ヴィトー・ヴィアナ:184ポンド(83.46キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
ロジャー・ホレット:204.8ポンド(92.9キロ)
ジョン・ホーク:205ポンド(92.99キロ)
<ライト級/5分3R>
アレッシャンドリ・ベセーラ:146.4ポンド(66.41キロ)
ダグ・エヴァンズ:146ポンド(66.22キロ)
<ライト級/5分3R>
クリス・ホロデッキー:155ポンド(70.31キロ)
マイク・コーリー:154ポンド(69.85キロ)