【BFC53】ヘビー級補欠選含め、公開計量は滞りなく終了
8日(土・現地時間)にオクラホマ州マイアミのバッファローラン・ホテル&カジノで開かれるBFC53の公開計量が同所で行われ、ウェルター級準決勝出場のベン・サンダース、ルイス・サッポ、クリス・ロザーノ、ドウグラス・リマの4選手は問題なく計量をパスしている。
シーズン6で行われる予定のフェザー級トーナメント出場を賭けて戦うロニー・マンとケニー・フォスターの2人、注目のBFC初出場となるアーム・コレクター=ジヴァ・サンタナも規定内で計量を終えた。
マン×フォスター戦のような次期シリーズで開かれるトーナメント選抜戦は、準決勝以降のイベントで定期的に組まれてきたが、今大会は同シーズン中のトーナメント補欠選がマッチアップされている。
それがヘビー級のチアゴ・サントスとジョシュ・バーンズの一戦だ。サントスは本来、先週行われたヘビー級トーナメント準々決勝に出場予定だったが、ヴィザの発給に間に合わず撤退。ヴィザ取得後、即、今大会への出場を決めたという。
対戦相手はトーナメント準決勝をパスしたエリック・プリンドルに敗れているバーンズ。サントスは今回の試合に関し、「ただ、試合に出たい。ヴィザの問題が解決したから、ここに来た。これでトーナメントに戻る準備もできた。タイトル挑戦権を手にしたい」と語っている。
これまでBFCのトーナメント戦では、シーズン2ウェルター級トーナメント初戦で敗れたライアン・トーマスが、翌週の残りの一回戦に出場予定だったジム・ウォルヘッドの欠場により、急遽2週連続出場したことがあり、補欠選は行われていなかった。
何が起こるか分からないのがトーナメント、さらにいえばトーナメント戦で計量オーバーしたファイターが、そのまま出場し勝利を収めたケースもあるので、今後も補欠選を定着させてほしいものだ。
■BFC53主な対戦の計量結果
<ウェルター級トーナメント準決勝/5分3R>
ベン・サンダース:170.5ポンド(77.34キロ)
ルイス・サッポ:170.5ポンド(77.34キロ)
<ウェルター級トーナメント準決勝/5分3R>
クリス・ロザーノ:169.75ポンド(77キロ)
ドウグラス・リマ:170.5ポンド(77.34キロ)
<フェザー級/5分3R>
ロニー・マン:145.75ポンド(66.11キロ)
ケリー・フォスター:146ポンド(66.22キロ)
<ヘビー級/5分3R>
ジョシュ・バーンズ:262.5ポンド(119.1キロ)
チアゴ・サントス:263.5ポンド(119.5キロ)
<ミドル級/5分3R>
ダリル・コッブ:185ポンド(83.91キロ)
ジヴァ・サンタナ:185.5ポンド(84.14キロ)