【UFC136】計量終了、ブーイングはメイナード<エドガー
【写真】二つの世界戦と、チェール・ソネン×ブライアン・スタン。役者が揃ったUFC136の公開計量は大いに盛り上がった (C)MMAPLANET
8日(土・現地時間)にテキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで開催されるUFC136「Edgar vs Maynard」の公開計量が、7日(金・同)に同所で行われた。
UFC Fan expoが同時開催されていることもあり、会場には全米から駆け付けたコアファンも多く、プレリミに出場するジョーイ・ベルトランが登場した辺りで一段と盛り上がりを見せた。
Spikeファイトの元WEC世界ライト級王者アンソニー・ペティスの登場で、さらに盛り上がった場内は、PPVカードのブライアン・スタンの入場時で、ついにスタンディング・オベーションに発展。この後の3カード出場ファイターは、全て総立ちのファンに迎えられることとなった。
スタンと対戦するチェール・ソネンにはブーイング混じりの歓声が挙がり、セミのUFC世界フェザー級選手権試合に出場するジョゼ・アルド&ケニー・フロリアンの両者にはブーイングが起こることがなかった。
「明日、タイトルを取るために物凄い練習をしてきた」と挑戦者のケン・フロ。対してチャンピオンのアルドは「ケニーは素晴らしい選手だ。ただ、彼がどれだけ準備ができていようが、僕の方が2倍強い」と淡々と語った。
最後にメインのUFC世界ライト級選手権試合で戦うグレイ・メイナードとフランク・エドガーが登場。挑戦者のメイナードにもブーイング混じりの歓声が送られたが、エドガーへのブーイングの方が大きいものだった。
「全ての準備は整っている。明日が楽しみだ。タイトルと獲る」とメイナードが語れば、かなり大きめのブーイングが起こったチャンピオンは「メイナードとの関わりは長すぎた。この試合で終わりにする」という言葉を残し、計量会場を後にした。
■UFC136「EDGAR vs MAYNARD 3」全対戦カード
<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]フランク・エドガー:154.5ポンド(70.08キロ)
[挑戦者]グレイ・メイナード:155ポンド(70.31キロ)
<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]ジョゼ・アルド:145ポンド(65.77キロ)
[挑戦者]ケニー・フロリアン:145ポンド(65.77キロ)
<ミドル級/5分3R>
ブライアン・スタン:186ポンド(84.37キロ)
チェール・ソネン:185.5ポンド(84.14キロ)
<フェザー級/5分3R>
レオナルド・ガルシア:145ポンド(65.77キロ)
ナム・ファン:145ポンド(65.77キロ)
<ライト級/5分3R>
ジョー・ローゾン:155.5ポンド(70.53キロ)
メルビン・ギラード:155.5ポンド(70.53キロ)
<ミドル級/5分3R>
ジョルジ・サンチアゴ:185ポンド(83.91キロ)
デミアン・マイア:185ポンド(83.91キロ)
<ライト級/5分3R>
アンソニー・ペティス:154.5ポンド(70.08キロ)
ジェレミー・スティーブンス:156ポンド(70.76キロ)
<ヘビー級/5分3R>
ジョーイ・ベルトラン:245ポンド(111.1キロ)
スタイプ・ミオシッチ:236ポンド(107キロ)
<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス:145ポンド(65.77キロ)
ヂャン・ティェカン:146ポンド(66.22キロ)
<ミドル級/5分3R>
アーロン・シンプソン:186ポンド(84.37キロ)
エリック・シャファー:185.5ポンド(84.14キロ)
<ミドル級/5分3R>
スティーブ・キャントウェル:186ポンド(84.37キロ)
マイク・マッセンツィオ:185ポンド(83.91キロ)