【UFN】“ジェイク対決”はエレンバーガーに軍配
<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・エレンバーガー(米国)
Def.1R0分53秒 by TKO
ジェイク・シールズ(米国)
3週間前に父を亡くしたシールズはいつものよういギルバート・メレンデスを帯同して、オクタゴンに入る。初回が始まると前に出てアッパーからストレートを放つエレンバーガー。すくうようにテイクダウンを奪うが、すぐにスタンドへ戻る。直後のシールズのテイクダウン狙いも、ケージを背にして、体を入れ替えるように距離を取り直す。
オクタゴン中央で振りの大きなフックを打ち込んだエレンバーガーは組みついてきたシールズに首相撲からボディに左ヒザを突き上げる。それでもテイクダウンを狙ってきたシールズの顔面に今度は右足でヒザ蹴りを突き上げた。これで前方に崩れ落ちたシールズに、パウンドを見舞っていく。動きが止まったシールズを見て、レフェリーが試合をストップ。“ジェイク対決”はエレンバーガーに軍配があがった。
アップセットを達成したエレンバーガーは、感慨深い表情を浮かべ、キャリア最大の勝利の味を噛みしめていた。