【UFN】エドワーズがロペスの追い上げを振り切る
<ウェルター級/5分3R>
ジャスティン・エドワーズ(米国)
Def.判定3-0:29-28、29-28、29-28
ホルヘ・ロペス(米国)
左ミドルを見せたエドワーズにロペスは組みついてドライブ。ヒザ蹴りを狙うエドワーズを大きく抱え上げたテイクダウンを奪ったエドワーズは、ギロチンを逃げるために前方回転する。がぶりから立ち上がった両者。ロペスのローにエドワーズがパンチを合わせ、ダブルレッグへ。
ロペスはこれを切ってヒザを突き上げたが、エドワーズのダブルレッグで尻餅。すぐに立ち上がったロペスにエルボーを見舞ったエドワーズは、続いてフックとエルボーを打ち込んでテイクダウンに成功する。
エドワーズは座った状態のロペスのワキ腹にヒザを突き立てる。立ち上がったロペスは距離を詰めて右フックをヒットさせる。エドワーズも左を放つが、ロペスが首相撲からヒザを見せる。ジャンプをするようにヒザをついたエドワーズは、すぐに立ち上がって懸命にシングルレッグでテイクダウンを狙う。
エドワーズはロペスをケージに詰めてエルボーとテイクダウンのコンビネーションを見せる。ロペスのヒザをボディに受けて一瞬動きが止まったが、そのまま1Rが終了した。2R、ロペスのハイに対し、エドワーズは後ろ回し蹴りと蹴りの応酬の後、テイクダウンを奪う。サイドを取ったエドワーズは、ロペスが起き上がるのにギロチンを合わせるが、ロペスは首を引抜いて立ち上がる。
疲れが見えるエドワーズに左から右を振るうロペスは組みついてドライブしたが、ボディにヒザを受ける。再びダブルレッグでテイクダウンを奪ったエドワーズが、ワキの下から肩固め風にチョークを仕掛ける。
パンチにスイッチし、バックを制した形でパンチを見舞うエドワーズ。パンチの回転数が上がるが、ロペスは胸を合わせるように動き、バックへ。立ち上がったエドワーズが胸を合わせ、ここでレフェリーがブレイクを命じる。残り20秒、前に出たエドワーズのローが決まるも、ロペスがケージに押し込んだ状態でこのラウンドを戦い終えた。
疲れが目立つ両者。ポイントはエドワーズがリードし、最終ラウンドへ。左ジャブを伸ばすロペスは組んでヒザを見せるが、エドワーズに胸を合わせられて首相撲の体勢が取れない。するとここでロペスがテイクダウンを奪う。
エドワーズはキムラ・アームロックを狙う。腕を振り払ったロペスはフルマウントからバックグラブへ。エドワーズの背中が伸び、ロペスのパウンドが頭部を襲う。エビから足を戻し、リバーサルを狙ったエドワーズの動きに反応し、トップをキープをしパスに成功した。
ロペスはサイドから鉄槌、エルボーを落とす。向きを変え立ち上がったエドワーズにロペスは再びテイクダウンを奪い、クローズドガードのエドワーズにパウンドを落す。勢いのあるパウンドを落とせないロペスに対し、残り30秒を切ってエドワーズが腕十字からオモプラッタ、さらに腕を伸ばしに掛かるが、ロペスもパウンドを落とす。変形の三角絞めをエドワーズが狙ったところで、タイムアップに。最終ラウンドを完全に奪ったロペスだが、ジャッジは3者とも29-28でエドワーズを支持した。