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【BAMMA07】元UFCウィナーが、ボールから判定勝ち

2011.09.11

<ライト級/5分3R>
アンドレ・ウィナー(英国)
Def.判定3-0:30-27,30-27,30-27
ジェイソン・ボール(英国)

前に出るボールをあしらうように、サークリングから前に出てローを蹴り込むウィナー。左ボディ、ヒザを放つウィナーに対し、ボールは遠い距離からローを放つ。ボールは左ハイを見せるが、威力はあまり感じられない。

ウィナーは組みついて、ドライブ。ボールが態勢を入れかえケージに押し込んでいく。左ワキを差しかえたウィナーが体を入れ直そうとしたところで、両者が距離を取り、ケージ中央に戻る。

ウィナーは左ハイから右を思い切り打ち込むも、これは空振りに。圧力を上げたウィナーは右ストレートをヒットさせると、続くワンツーは距離が合わないものの、ローを蹴り込み距離を詰め、手数が少なくなったボールの顔面に左をヒットさせる。


ボールのパンチをスウェイでかわし、余裕のディフェンスを見せたウィナー。2R、懸命にローを見せるボールだが、ウィナーのローでケージ際に詰められる。すると、ボールはケージ中央に位置取りすると、ケージまで下がったウィナーに打撃から組みついていく。

スタンドをキープしたウィナーは、首相撲からヒザ蹴りを2発、さらに足払いを見せる。スピニングバックキックの当りは浅かったウィナーは、ジャブで距離を測って右を打ち込む。ボールも右を返すが、両者空振りに。ボールが前に出てくるシーンが多くなる。ウィナーの左ミドルにも、前に出ることをやめないボールに対し、ウィナーはサークリングから右ローと、1R序盤のような攻撃を繰り出す。

そのサークリングから一転、直進してダブルレッグを決めたウィナー。ボールはスイープを仕掛け、ウィナーを返す。すぐに立ち上がったウィナーだが、ダブルレッグで押し込まれたまま2Rが終了した。

最終回、左ミドルから右ローを蹴り込むウィナー。軽快に攻めるが、深い当たりがないウィナーは、組みついていくも、テイクダウンには至らない。ここで、体を入れかえたボールがシングルからダブルと、テイクダウンを仕掛けていく。

再びボールをケージに押し込んだウィナーは、ボディの連打から組みついてヒザ蹴りを繰り出す。その後、動きが少なくなりレフェリーがブレイクを命じると、直後にボールがダブルレッグでウィナーに尻もちをつかせる。

スイッチでバックを伺ったウィナーの見事な動きにボールは引き込んでガードを取る。右目の下をカットしたボールに、ウィナーはインサイドから細かいパンチを落とす。残り10秒、蹴り上げを見せるボールの足を捌いて、パウンドを落したウィナーが、やや迫力に欠けた試合ながら文句なしの判定勝ちを収めた。

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