【KNOCK OUT69】チュームーシーフー戦へ。平川蓮斗「チュームーシーフーは(新井)丈君のサウスポー版」
【写真】非常に雰囲気のあるファイター。キック王者のMMAグローブのパンチに、どう挑むか楽しみ(C)MMAPLANET
明日23日(金)東京都文京区の後楽園ホールで開催されるKNOCK OUT69。平川蓮斗がUNLIMITEDルールでチュームーシーフーと対戦する。
Text by Takumi Nakamura
生粋のUNLIMITEDファイターとしてキャリアを重ねる平川は4月に瑠夏、8月に辻村秀綱を下して2連勝中。試合内容的にもキックボクサーの瑠夏戦ではダブルレッグからのパウンドアウト、MMAファイターの辻村戦では組みに対応しながら右ストレート→サッカーボールキックと、対戦相手のファイトスタイルに合わせた試合運びで勝利を収めている。
今回はBLACK王者チュームーシーフーとの対戦を迎えることになったが、この試合はまさに平川のUNLIMITEDファイターとしての戦いの幅や引き出しが試される試合だと言えるだろう。
シモン(スズキ)君の試合の話をしたんですけど、まさに『これが正解ですね』って
――試合直前のインタビューありがとうございます(※取材は20日に行われた)。仕上がりや調整は万全ですか。
「そうですね。完璧に仕上がって、試合までの準備ができました」
――今回はキックルール=BLACKルール王者のチュームーシーフーとUNLIMITEDルールで対戦することになりました。チュームーシーフーは6月の代々木大会がUNLIMITEDデビュー戦(戦闘員1号にTKO勝利)でしたが、あの試合を見た感想はいかがでしたか。
「パンチも蹴りも強くて、バックステップしたら一気に詰めてくるようなタイプの選手かなと思います。下がらずパンチで勝負して、距離が詰まったら組むし、サウスポーなんで蹴りも使おうと思います」
――試合で見せる場面こそ短かったですが、組み技や寝技の対処などはどう見えましたか。
「本人がMMAの練習もしていると言っている通り、そういうテイクダウンの切り方や腰の強さがあるなとは思いました。でもMMA的な技術に関しては自分の方が高いかなと思います」
――平川選手としてはUNLIMITEDルールの経験値をアドバンテージにして戦いたいですか。
「もちろんそうですね。僕の方がUNLIMITEDのルールをよく分かっていると思うんで。それに僕はダウンを取られたとしても、変な倒れ方やダメな倒れ方をしない限り、起き上がってテイクダウンを仕掛けて粘ったり、そういうドロドロの試合ができると思うんですよね。逆に僕がチュームーシーフーからダウンを取ったら最後まで仕留めきる自信があるし、そこが僕の強みというか、勝てると思っている部分ですね」
――平川選手もUNLIMITEDでキャリアを重ねてきて、MMAやキックとは違う独自のルールだという感覚は強くなってきていますか。
「UNLIMITEDとMMAは打撃の距離感は似ていると思うんですけど、組んでからのブレイクが速いし、そこはMMAとは違うと思うので、やっぱり特殊なルールですよね」
――また和術慧舟會HEARTSの選手はKNOCK OUTだけでなく色々な団体で試合が続いていますが、チーム全体の士気も上がっていますか。
「はい。チームとしての勝ちも増えていますし、タイトル戦が近い選手たちも多いので、みんなで大事なところで勝ってきたなと思います」
――よく大沢ケンジ代表も「キツいところで逃げずに勝負することが重要だ」と言っていて、その考えがチーム全体にも浸透していて、結果につながってきた部分も感じますか。
「そうですね。やっぱり自分たちは練習でキツいことをやっている実感があるし、みんなで追い込み合って練習しているんですよ。俺たちは練習でキツいところをやっているから試合でキツくなっても大丈夫というか、試合でそうなる覚悟を持って練習していますね。
ちょうど昨日も大沢さんと(Lemino修斗で一本勝ちした)シモン(スズキ)君の試合の話をしたんですけど、まさに『これが正解ですね』って言っていたところです」
――チームの仲間が結果を出すことで自信につながる部分もあるようですね。
「それこそシモン君は山内(渉)選手にしても、シンバートル(バットエルデネ)選手にしても、めちゃくちゃ強い選手たちに勝ってきていて。僕はシモン君と普段から練習で触れているし、シモン君たちの試合を見て、自分たちがやっていることは間違ってないんだなと実感します。仲間たちの試合からは毎試合そう思わされています」
――ちなみに階級は下ですが新井丈選手ともスパーリングはしますか。
「はい。丈君の打撃・パンチ力はマジでヤバいですね。この前の北方(大地)戦も、最初の感じを見て丈君が勝つなと思ったし、すさまじいKO勝ちだったじゃないですか。丈君は練習でもあんまりマスをしないというか、自分でも『マスをしない』って言い張っているタイプなんですよ(笑)。だからこっちも丈君とやる時は気持ちを作ってやるし、フライ級時代にも凄いKO勝ちをしていたわけだし、ストロー級だったら北方戦のように本当に危ないと思いますよ」
――というのも新井選手とチュームーシーフーはタイプ的に似ているかなと思ったんですよね。
「まさにあんな感じをイメージしてますね。パンチが硬い系で、テイクダウンを気にせず歩いて前に出てくるみたいな。チュームーシーフーは丈君のサウスポー版だと思ってます」
――今回の試合は試合順的にもセミ前ですし、注目度の高い一戦だと思います。どのような試合を見せたいですか。
「UNLIMITEDらしい危険な試合をして、1ラウンドでKOしたいです。そしてチュームーシーフー選手に勝って絶対にベルトを巻きたいです」
■視聴方法(予定)
10月23日(金・日本時間)
午後5時15分~U-NEXT
■KNOCK OUT69 計量結果




























