【UFN273】フィリップスのTD&コントロールに対し、Sub&スクランブルから打撃のジョーダンが判定勝ち
<バンタム級/5分3R>
シャルル・ジョーダン(カナダ)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
カイラー・フィリップス(米国)
サウスポーのジョーダンが左に回り、前に出てきたフィリップスに跳び蹴りを狙う。フィリップスはジョーダンの蹴り足をキャッチしてテイクダウン。三角絞めを防いでパスし、サイドで抑える。ジョーダンは足を戻し、ニーシールドもパウンドを落とされる。スクランブルからバックに回ったフィリップスに対し、ジョーダンがキムラを狙う。
グリップが外れた直後で再び倒されたジョーダンは、背中をつけてのキムラも未遂に終わり下の転換が続く。ギロチンを潰し、もう一度パスガードを決めたフィリップス。オクトパスガードからのスイープ狙いを察知されたジョーダンが、背中をつけて再び三角絞めへ。フィリップスは持ち上げてスラム、ジョーダンは足を解除して一瞬背中を見せつつスクランブルへ。ギロチンは防がれたジョーダンだったが、離れて左を伸ばす。フィリップスが組んで、ジョーダンをケージに押し込んだところで時間となった。
2R、ジョーダンが蹴りを見せて、圧を掛ける。フィリップスは右を当て、ミドルをキャッチして初回と同様にテイクダウンを決める。リストを取ったジョーダンはキムラを防がれるが、パス狙いにスイープを合わせる。下になりかけながら、上手く力を逃したフィリップスは、ボディロックで上をとりなおす。ギロチン狙いから立ち上がったジョーダンは、シングルで尻餅をつかされる。ジョーダンは即、ギロチンを見せたスタンドに戻る。打撃戦で手数、圧で上回るジョーダンが左を当てて首相撲。外してアッパーからのコンビを打ち込む。
嫌って離れたフィリップスが、すぐに組んでバックに。ジョーダンは正対する。フィリップスが間合いを取り直し、ジョーダンのスピニングバックフィストは空振りに。ここで組んだフィリップスだったが、ジョーダンが腰に乗せて投げる。ディープハーフからのシングルをがぶって防いだジョーダンだが、ギロチンには取れず試合はスタンドに戻る。すぐに組んだフィリップスは、倒す力がなく距離を取り直す。追いかけるジョーダンが、跳びヒザから胴回し回転蹴りを見せた。
最終回、右を伸ばしたフィリップスに対し、ジョーダンはショートのコンビを繰り出す。続いて右リードフックを当てたジョーダンだが、右を被弾して間を取り直す。フィリップスは組んでボディロック、バックに回りつつテイクダウンへ。背中を譲って立ち上がったジョーダンは胸を合わせて、ダーティーボクシングでエルボーを打ち込む。フィリップスも疲れを見せながら、手を出し続ける。それでも前に出るのはジョーダンで、跳びヒザへ。フィリップスはキャッチしてテイクダウン。ジョーダンはキムラ狙いも、腕を伸ばして防いだフィリップスがボディロックでバックに回る。
ジョーダンが胸を合わせると、フィリップスはダックアンダーからバックへ。ここも正対したジョーダンが足払いで、フィリップスを転がせる。立ち上がったフィリップスに対し、ジョーダンは跳びヒザ、エルボーに続いて左ミドルを蹴る。これをキャッチしてテイクダウンしたフィリップスだが、抑えにいけない。懸命に組みつくフィリップスに対し、小手投げを仕掛けたジョーダン。耐えたフィリップスの左の蹴り足をジョーダンがすくって投げようとする。スタンドをキープしたフィリップス。ジョーダンは最後の最後に、また胴回し回転蹴りを見せタイムアップを迎えた。
ノンストップアクション、打撃の有効打は少なかったが手数は多かったジョーダン。フィリップスは組みのコントロールで上回った。果たして――ジャッジの判断は、3者とも29-28でジョーダンを支持し、母国のファンは大歓声を挙げた。
バンタム級転向後3連勝としたジョーダンは「フィリップスは思っていた以上にタフだった。距離をコントロールして、スマートに戦って勝てた。カナダ、どうだった? 皆、僕がメインイベントで戦うのを見たいかい?」とインタビューで話した。











